以前、MGCのM459用にリアサイトをサプレッサーやスライドロックを作成したが、M645はダブルカラムなので太いのがどうにも気になる。
これはデザインやMk22modoの実銃の写真がそうだからではなく、ガバメントのようにグリップは前後に長く、厚みの無いほうが個人的に扱いやすいという理由。
いっそのこと外装をフルスクラッチで作れば解決するかも?と思い立って3DプリンタでのMk22mod0作りを開始しました。
いつかは3Dプリンタでエアガン作りたいな~と思ってたし、細目のグリップが好きなので、、、。
つうことでU氏からMGGのモデルガンのM39を借用。
エアガンとして使用できるのが前提なので、いろいろ考えた挙句、設計が難しくなさそうなエアコキで作製することにする。
S&Wのエアコキと言えば割りばしマガジンのM645もあるけど、設計が新しいPC356を使うことにしました。
マルイ製エアコキの内部パーツを使えば性能面での心配も少ないかな。
で、設計に入る。
これまでの操作ではあ削ったりするのが苦手でした。円を描いたり、軸を使用したり、パスを使用したりなどの理解が出来ていなかった。
HK33のハンドガードはチェッカリングの山を延々と高さを合わせて手動で並べるという方法を取りました。※結果的によかったかもしれない。
本来は削るのが正しいと思う。どこを基準にして削るかは大まかでも想像しながら、あ~この円の中心はこの辺かな?って感じで削っていきます。
以前作成したパーツたちである程度位置合わせをし、サイズを逆算しながらスライドを設計する。
古い銃なので設計者はある程度法則にのっとってデザインするだろう。そのほうが強度的にも使い勝手でも問題が出にくいから。
そのように仮定すると、スライド後端のデザインはだいたい銃の中心にたいして円を描くようにすればいんじゃね~か?
などと勝手に当たりをつけてデザインする。下の図はスライド後端の円の形状がどのようにデザインされたかを検討したもの。
↓はとりあえず後端を丸めて削ったもの。側面から見てさらにその中心をベースに球状にカットしてみた。
これが正しい位置ではないとして、後から位置を修正したりしておおまかに合わせていく。
けっこう想像通りになったかな~^^)
スライドのセレーションはパスを作って削る。
フレーム
形はともかく、スライドのサイズ感はだいたい出来たので、フレームもデザインする。
曲面の中心はどこなのだろうか?そう考えながら観察するが、、、、、、グリップを含むフレーム形状は曲面が多く、納得のいく中心はなかなか見つからない。
なので、一旦トレースしてデザインを単純化していく。これは459なんだけど、M39との違いもあったりする。グリップ前端とか深さなど。
尚、実物写真もネット上で見つかるけど、斜めから取られたり、写真の端はどうしても歪むの為、正解かは判別が難しい。
なのでベースとなるモデルガンなどを自分で見て、撮影するほうが構造やデザインを理解出来るだろう。
トリガーガードはトリガーの中心を軸にしてデザインした。後から修正してずれたりもするが、大きくずれてなければOKとして進める。
ここから段差や曲面を削りつつ、中心を探っていく。
なぜこのような形状になったのか?使い勝手を中心に想像しながら削っていく。
軸を中心にけずることで、形状のガイド以外で変化のある曲面になる。
パスで削るのも良いけど軸中心で削っていくほうが自分で感じ取るデザインのブレは小さい。
フレームのハンマー部分の受けも微妙な曲線だが、スライドを参考に軸を使用しておけば大きなずれはなさそう。
機構の検討
マルイのエアコキ内部の部品を流用しながら、基本的な機構は同じにしたい。
まずは元になるエアコキの機構を眺めて理解する。
下の図はハンマーを起こした状態で、ハンマーの突起がドロワーバーを押してトリガーが少し引いた状態になっているのが分かる。
基本構造はこのままで行うことにする。
これらを踏襲してまとめたのが下記の構造
これでうまくいくのかな?
続く
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