PEQ15型ガンカメラに使用する部品のパーツリストのページです。
ガンカメラ構成
PEQ15レプリカ内部を加工し、スペーサー等を手加工で作成していましたが、再度作成しようとしても形状が複雑な為に再現性が無く、限界があったため、3Dプリンタで部品を自作し、それに市販品のパーツを組み込んで製作しました。
3Dプリンタで出力したパーツを内部筐体とし、それをPEQ-15レプリカに固定しています。
⇩ 3Dプリンタで組んだカメラがこんな感じで入ります。
操作マニュアル
2022年4月更新 注意書き、誤字修正
部品構成
使用した市販品をリストアップします。
- PEQ15本体・・・FMA製PEQ15レプリカライト(アップグレードバージョン)
- カメラ本体・・・Runcam2またはRuncam2 4K
- 望遠レンズ・・・Focuafe社製 35mm8MPレンズ、延長ケーブル
- 内部筐体・・・3Dプリンタパーツ ABS 0.4mm径フィラメント 約100~150g使用 光造形SLAも製作
- 電子部品・・・操作スイッチ、切替スイッチ、電源モジュール、配線
- 外部バッテリー・・・3.7V16340バッテリー、および充電器
- 加工用部品・・・ネジ、イモネジ、ヘリカルインサートナット、バネ、光ファイバーケーブル少々
概算の費用
3Dプリンタ以外の各パーツはAliExpressにて購入可能です。詳細は次項にてリンク先を参照
- PEQ15本体・・・・4,000~7,000円
- Runcam2 ・・・・10,000~13,000円
MicroSDカード 2,000~3,000円 - 望遠レンズ・・・・約5,000円
- 内部筐体(材料)・・・・・約500円
- 電子部品・・・・・約2,000~2,500円
- 外部バッテリー・・・約3,000~4,000円
- 加工用部品・・・・・約1,000~3,000円
製作方法はいつかブログにアップするけど、材料集めるだけで2~3万近く掛かる、、、
調達先
各部品の説明と購入先を以下に紹介します。購入先はほとんどAliExpress
1.PEQ15本体
FMA製 PEQ-15 アップグレードバージョン各種
FMAのHP → http://www.fma.hk/
AN-PEQ-15 型番 TB0066~TB0071
PEQ-LA5 型番 TB0072~TB0076
PEQ-LA5-C 型番TB1074~TB1075
AliExpress https://s.click.aliexpress.com/e/_A5GrNe
2.Runcam2
Runcam2 またはRuncam2 4K を分解して利用
https://shop.runcam.com/runcam2/
https://shop.runcam.com/runcam2-4k-edition/
AliExpress https://s.click.aliexpress.com/e/_ABsdQY
microSDカード
4KモデルではSumsung社のがメーカー推奨。自分のはこれでエラー無く撮れています^^)
Runcam2は64GBまで、Runcam2 4Kは128GBまでしか認識しませんが、サバゲーでは1日充分撮れる容量です。
3.望遠レンズ+部品
Focusafe社の8メガピクセルレンズ
4Kモデルはセンサーが大きいので35mm望遠がおすすめ^^) 4Kモデルの解像度に合わせて8MPです。
https://ja.aliexpress.com/item/4000833949652.html?spm=a2g11.12010615.8148356.1.1f396eb9saWhIp
https://s.click.aliexpress.com/e/_9Qpag5
レンズ固定用のリング 厚み2.5mmのもの
AliExpress https://ja.aliexpress.com/item/32863238744.html?spm=a2g0s.9042311.0.0.27424c4dR60Y61
延長ケーブル
mobius用の26pinリボンケーブルを利用 長さは5cmのもの
いつか在庫がなくなるかも?
AliExpress https://s.click.aliexpress.com/e/_98Yqk8
レンズカバー
ポリカは傷に弱いのでガラス推奨。割れたら交換する。
1mm厚の18mm径
AliExpress https://s.click.aliexpress.com/e/_AfvbWG
こんな感じでフッソ樹脂粘着テープでレンズの先端に固定して取付ます。
フッ素樹脂粘着テープ(極薄タイプ) 厚さ 0.04mm、電気絶縁性 幅 10mm
※リンクはありません。モノタロウで扱ってました。
4.内部筐体
3Dプリンタで作成し、ほぼ完成してShapeWaysへのアップロードをテストするととんでもない値段に、、、
HPのMJFのフルキットで180$プラス送料で約225$!3Dプリンタ買える値段は厳しいな、、、
普通に3DプリンタでABSを出力した方が安いね!
フィラメントの使用量はおよそ100~150g 1Kgでだいたい3,000~5,000円するので、金額換算では500円ってところ
AliExpress
Aliexpressで買っても送料がかかるので国内在庫を買えばOK。
品質は十分に乾燥させればあまり大差ないように思います。
SLA出力
2021年末、光造形3Dプリンタでの出力を行い、強度と靭性を検証
造形と精度はSIRAYA Tech のSculptで良好な結果が得られ、ゴムライクレジンを加えることで、割れにくくなりました。
レンズカバーの造形はイルミーター調整部を再現し、表面を塗装して紫外線から保護
5.電子部品、配線
メインスイッチ 6x6x10のタクトスイッチ 1個
AliExpress https://s.click.aliexpress.com/e/_AFWjTI
Wifi部スイッチ 5.2×5.2×1.5のモーメンタリースイッチ 1個
AliExpress https://s.click.aliexpress.com/e/_9iXsWu
切替スイッチ 2進化10進数 のロータリーコーディングスイッチ 1個
AliExpress https://s.click.aliexpress.com/e/_98gAOg
電源モジュール 3.7Vを5Vに出力するDC/DCコンバータ
CKCS社のBS01というモデル、最近はV2になってコイル部が強化されている。
AliExpress https://s.click.aliexpress.com/e/_A9pktI
配線 28AWGの細い線を使用する。
電源用 外形1.2 26AWGでも可
AliExpress https://s.click.aliexpress.com/e/_AsCOeg
信号線 黒、赤、黄、緑、青 5色ほどあればOk
AliExpress https://s.click.aliexpress.com/e/_9vEVD6
ま~だいたい合計で2,000~2,500円ぐらいかな?
5.外部バッテリー
外部バッテリー 外部といっても本体に仕込む、拡張電源と言った方が良いかも。
3.7V Li-ion 16340 バッテリーを使用。 Shockli は正確でお勧め
バッテリー充電器 フィールドで使いやすいようコンパクトなもの
AliExpress https://s.click.aliexpress.com/e/_9iigsy
7.加工用部品
レンズ固定用のネジ
イモネジで頭はフラットなのを推奨
AliExpress https://s.click.aliexpress.com/e/_ASWmLi
→M3×3mmへ変更
PEQフロントパネル互換のネジ
M2.5 x 8mm の六角頭の黒いネジで50個もあれば無くしても安心^^)
AliExpress https://s.click.aliexpress.com/e/_AMSmhm
ヘリサートネジ
レンズ固定用イモネジを固定する為のベース
AliExpress https://s.click.aliexpress.com/e/_AOlj0u
M2.5 x 0.45ピッチ レーザー部調整用ネジ
レーザー部のネジ穴に使用
AliExpress https://s.click.aliexpress.com/e/_AqGJZ2
レンズ・センサー押し出し用 バネ
0.8径スプリングで外形8mmで長さが10mmのもの
→0.7mm径に変更 202212
AliExpress https://s.click.aliexpress.com/e/_9Q4EXE
光ファイバケーブル
LA5系の後部インジケータランプを光らすために使う
AliExpress https://s.click.aliexpress.com/e/_9wPCQC
その他
M3のナットが1個だけど省略、、、
両面テープとか、接着材や塗装も省略
他のルータとかデザインナイフなどの加工用工具は除く^^
費用まとめ
先々ShapeWayにモデリングデータをアップするとして、出力できたとして総計5~6万!
3Dプリンタを既に持っている?&Runcam2もPEQ15(FMA製レプ)も持っている人なら安価にできるかも?
DIY好きなら良いけど、、、( ゚д゚)オススメできないカスタムかな、、、完全自己満足です!
組込み画像
作製風景をちょっと紹介
LA5C 中央に電源モジュールを配置 後部パイロットランプを活用したもの
こんな感じで使用
出来たらこんな感じ 画像はLA5C レンズカバーはダークアースで塗装
セットアップ ライトが欲しいな~
ライトごつ盛
SLA(光造形出力)部品の組み込み
2022年2月光造形で造形精度が向上し、薄膜部品も作製できるようになったので、センサーケーブル部も保護することにしました。
3Dプリンタのパーツリスト
FDMタイプ 1.01.01
SLA 1.02.02
FDMに比べて、
- No.1メインフレームのセンサー取付部を肉抜きし、センサーケーブルを後から取付できるように改善
- No.6~7のレンズバレルをねじ込み式固定とし、剛性を強化
- No.13 センサーケーブルの保護カバーを追加、本体及びバッテリーとの干渉を改善
各部名称
※No.9と10はLA5系列のみ使用
2021年4月12日更新