以前Runcam2で組んだPEQ15型ガンカメラはサバゲーでなかなか満足できる結果を得られたので、兼ねてより気になっていたPEQ2のガンカメラ化に着手します。
PEQ2をガンカメラにしている例としてはSONYのブロギーを差し込んで使用している例がありますが、できるだけ外見を損ねず、高画質のガンカメラにしたいな~と。
使用するのはD-BOYS製の古いタイプのもので、すでに絶版となっています( ;∀;)たまに香港あたりで売ってるかも?
外観は昔のVFCのサイズをパクっているようで、左のELEMENT製のものより良いサイズ感です。
全体的な質感はチープですが、細かい部品の作りは一通り揃っているという感じ。
仕様の検討
PEQ2タイプのガンカメラはSONYのブロギーを差し込んで使用している例がありますが、外観を損ねないように検討しました。
カメラ及び筐体の機能は下記との通り
- カメラの機能Runcam2 4Kと同一 2.7K60fps、Wifi接続可、内部BATは標準
- レンズはライトの位置と同一とし、35mmを使用する。
- M4へのPEQ2の装着状態を考慮し、支障なく取付可能とし、その際はレンズを90度回転させることが可能なこと
- 屋外でもピント調整が可能とする。
- 中央のプッシュボタンで操作し、外観を損ねないこと
- セレクターの操作を可能とし、カメラの機能に割り当てる。
- 長時間撮影用に内部に交換可能な大型のバッテリーを搭載し、運用上外部モバイルバッテリーを不要とする。
上記の3以外はPEQ15型ガンカメラで実現しており、内部のサイズは大きく、内部にブロギーみたいなガンカメラを作って突っ込めば良いんじゃないかな?
と思ってましたが、かなり苦戦しました、、、、。
レンズ配置の検討
D-BOYS製は内部の上下サイズは19mmで、使用しているレンズ(M12 35mm)の直径が20mmの為、後部からは入らない。
なので、レンズは前方からいれないといけないです。ガンカメラを突っ込んでというのは不可
拡張電源
PEQ2はPEQ15に比べて大きいので、大きいなりに利点を持たせたいと思い、大容量バッテリーを選定3.7V18650充電池を使用します。
これを2本使用するので、電圧は7.4V駆動です。
実容量もだいたいおk!
7.4Vから5Vへ変換する電源はこちらを使用します。
Runcam2の配置検討
先に決めたバッテリーから、内部の配置を検討します。
バッテリーを後方に配置し、その間にセレクターとスイッチ、カメラ本体とセンサーとレンズの配置は前方でPEQ15での配置を踏襲することにしました。
ここからFusion360を使ってマウスで切った貼ったしてモデリングしました。
テスト筐体の出力
OEQ2内部にRuncam2が入るのはわかってましたが、実際に組み込み可能か確認します。
テストモデルを作成 これは上下逆になってもの
出力してみました。形状がシンプルなので比較的単純な構造に?
パーツをあてがってみました^^)
だいたいの配置はこれで決定?と思ったけど、、、このままだと35mmレンズの固定が出来ない?
今回のPEQ2もセンサーを固定するホルダーを作成することにしました。こんなやつ
バッテリーカバーとパーツ
後方から電池を抜き差しするバッテリーは表面の表記通りの向きで差し込むようにするとして、2本のバッテリーをつなぐようにしたカバーを作成しました。
カバーの形状に沿ってモデリングしたパーツを作成
カバー内部の形状と合わせて、差し込んで固定できるようにキツキツのサイズで作成してみました。
差し込むと、ほぼ取れません。きつすぎたので十数回作り直し、、、
だいたい決定
ほぼ構成できました^^)が、ここからどうするか?
ケースに対して、センサー部分を前方に突き出すタイプで検討します。
ケース本体と合わせながら何パターンもサイズ修正していろいろ作っているとフィラメントが切れてしまいました!
余っていたタンと間違えて買って余っていた肌色のフィラメントで作成を続行します。
続く 2021年5月記録