前回、パーツ配置を決定しました。
内部パーツを作りこむ前に、先にボタン作成を行います。
ボタン配置
PEQ2のライトタイプのレプリカはG&Pのレプリカも絶版だし、2万円超で高いし、バッテリーケースだとボタンがプラスチックだから何かゴム板かなんかでボタンを作るか、、、
いや、ボタンなんてどうでも良いでしょ!どこかに隠しスイッチみたいなポッチを作ればよいのでは?とまで考えました。
でもPEQ2の中央にあるボタンをスイッチとして使いたい。であれば作るしかない。できれば3Dプリンタで、、、
ということで、ボタンを作成します。
TPU素材でのボタン作成
3Dプリンタでのゴム(に相当する)部品の作成にTPUフィラメントを購入しました。
TPUはエラストマー樹脂で、正確にはゴムではありませんが、ゴムと同様に伸びて縮んでくれます。
こいつを3Dプリンタで積層していきます。
3Dプリンタのデータ出力ソフト UltimakCuraでTPU印刷時の設定では
- 素材・・・Generic TPU
- ベッドの温度は低め 50度
- 印刷温度 200度
- 印刷スピード 20~30mm/sec
- 積層ピッチ 0.2mm
ゆっくり、ゆ~っくり印刷します。糸引きもすごいです。
できました。汚いですw
糸を一本一本手で抜いてケースに配置してみたが、、これならゴム板でも貼っといた方がよいかも、、、
どんなに印刷設定を変えてもこんな感じにしかなりません。
積層ピッチを細かくしてもしなくても、0.2mmとたいして変わらなかった。
ボタンの後加工
仕方なく、、、ライターで炙ってみます。
表面はなだらかになりましたが、変形してます。
うーむ、うまくいかないし、焦げてます。
さっきよりはましかな?
型にはめてみる
いろいろ試してみることにしました。
ドライヤーで炙った後に型にはめてみてはどうだろう?
あぶってサッとはめ込み!
ササッと!
ビクともしません。そりゃそうだ、ゴムじゃないもん!流動性はないんすね~
失敗!
結局炙る
その後、ライターで炙る際にステンレスのパーツトレイに張り付けて炙るといい感じになるのがわかりました^^)
ボタンに集める熱をステンレスのパーツトレイが拡散して全体になじませてくれるようですね。
こんなもんかな?
今回の出来は正直不満ですが、他のゴムパーツに挑戦できそうな気がします。車の部品とか?
③に続く 2021年5月記録