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PEQ-15型ガンカメラ 加工メモ② Runcam2加工箇所と本体の穴空けなど

前回はFMA製PEQ15の分解と加工まで紹介したところ

PEQ-15型ガンカメラ 加工メモ① 本体加工と再利用するパーツなど

今回はRuncam2の組み込みまで記事にします。

Runcam2の分解

預かったRuncam2の動作を確認し、異常なし。

早速分解していきます。

センサー部を取り外してベース部の耳をニッパー等で除去

基盤のベース部分は金切りばさみでゆっくり慎重にカット

1mm程度残っててOK

センサーの延長ケーブルと一緒にホルダーに収めます。

ホルダーに収める前に延長ケーブルを接続する基板が大きいことがあるのですり合わせ

わずかに隙間が!ホルダーはギリギリのサイズで作られているので、接続用の基板を削って調整します。

両端を0.2mmほど削って調整する。

レンズ固定用のリングも合うように仮組み

一通りできたら、慎重にフレキシブルケーブルがセンサーから剥がれないように取付ける。緊張する。

リングは共回りしないように向きが決まっているので要注意。

リングの平行な部分がホルダーの図の位置に来るようにセットします。

ホルダーに無事収まったらタッピングネジで固定します。ネジはRuncam2を分解したときに余るネジです。

25mmレンズ用アダプター

25mmのレンズも使えるように、35mmレンズと同じようなサイズになるよう変換アダプターとレンズカバーを専用に製作しました。

ダミーのフォーカスリングをつけてます。25mmならそんなに前面レンズが大きくなくても大丈夫そう

前面カバー側にレンズ基部をはめ込み

収まり具合を確認。大丈夫そうで鵜s。

Runcam2のマイク加工

Runcam2 HDモデルはモノラルマイクが装備されています。

マイクは内側に向いており、こもりがちなので前側に持ってこれるように配線を延長して加工します。

ハンダで融かしてマイクを外します。プラスとマイナスの位置に注意

プラスの表記がされてます。若干足が長かったかな?

プラスを赤、マイナスを黒の配線でハンダ付けし、熱収縮チューブでカバーをしたところ

Runcam2本体とのフレームの位置確認

フレームへRuncam2の基板を収めて、干渉や傾きがないか確認。フレームの加工誤差やフレームのサイズ変更等あるので、多少の余裕があった方が良いです。

Runcam2に対してフレームの点検口(各スイッチ)と周囲のパイロットランプがきれいに出力されていないこともあるので要確認

穴が小さいところがあったので、ハンドドリルで拡張しておきました。

 

本体側のパイロットランプの穴加工

各パイロットランプが外側に見えるようにフレームの穴をガイドにして穴を空けていきます。

ドリルの大きさは2mm

拡張電源側のパイロットランプの位置も確認し、本体に穴を空けます。

こんな感じで合わせて位置決め

位置を決めたら穴を空けていきます。

下図のように前方にRuncam2の状態表示用の穴が4か所、後方に拡張電源用の穴が1か所です。

グルーガンで穴を埋めていきます。表側に飛び出ないようにラッピングテープなどを密着させるように貼り付けて、内側からグルーガンを注入していきます。

この時、中央部へ針で空気抜き用の穴を作っておくとグルーガンの注入がスムーズでした。

グルーガンを注入して穴を埋めていきます。

注入した後、固まり切る前に、ヘラなどで表面を馴らしておくときれいにできます。

だいたいこんな感じです。

こんな感じで埋まればOK、LEDの光は強いので、ボンヤリと光る程度でちょうど良いです。

セーフティースクリューの取付穴の加工

FMAのPEQ15は付属しているセーフティースクリューはなぜか取付できません。

セーフティースクリューはM2.5のネジなのに、取付先の穴はM2の穴になってます(^_^;)

こんな感じで固定して、M2.5でタップを切り直すことにしました。

このパーツの肉厚ではかなりギリギリです。斜めにタップしてしまうと破断してしまうので慎重にシリコンスプレーを拭きながらタップしていきました。

これは後日、治具を別に作って加工するようにしました。

で、ここから先は写真をとってなくて、、色違いのPEQ15/LA-5Cですが、このように、取付用のナットは裏から2液性接着剤でしっかりと固定します。

以上が今回の改修点です。

いきなり完成

その他、マイクの配置やLEDの配置は以前と同様にしました^^)

T氏は右サイドにつけて運用するとのことでしたので、レンズは90度オフセットして組み上げました。

黒のPEQ15も恰好良い。アジャスターダイヤル部の透明の黒が良い。

今回25mmのレンズでの製作依頼だったので、25mmを35mmと互換とし、25mmと35mmで変更可能にしました^^)

フロント部でイモネジを緩めて直接交換が可能です。※チリやホコリには注意

全体を組み上げたのち、3.7V 16340バッテリーがスムーズに入るか再度確認

出来た!ほぼ違和感なくPEQ15に見えるようになったので良かった^^)

以上、組み込み時のメモでした

2021年10月記録

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