先日作成したPEQ15型ガンカメラは25mmレンズからなんとか35mmレンズに交換出来たものの、ピント合わせをする際にロックがしづらい、、。
そして、今さらだけど画像センサーのリボンケーブルが一部本体に干渉してしまい、ネジれていることが分かった、、、。
※後にケーブルが痛んで壊れました。Runcam2 4Kエディションが一つ死亡
また、前回作成したものは前面カバーを外した際にレンズにぶつかり、ピントがずれてしまうこともあり、衝撃に弱かった。
この為、センサーとレンズのホルダーをしっかりと固定するようにしたい。
特にRuncam2 4Kはフレキシブルケーブルが固めにできており、このまま使うと振動ではがれるかも(゚Д゚;)
こんなふうになったら再起不能。※Runcam2 4Kのセンサーは予備パーツが売ってないので本体ごと買い替えが必要になる。
センサーホルダーの作成
と、いうことで、センサー部分を保護する為、センサーホルダーを作成します。
こういう設計を行います。考えることが多くて、かなり面倒でした。
出来たのがこれ。内部にM12レンズ用のロックリングを仕込んであり、取付時の固定をサポートします。
左右両面を重ね合わせるとこんな感じに。
今回、延長ケーブルをMobius用の短いものに交換しました。
見た目は少し弱々しいですが、Runcan2およびRuncam2 4Kと同じピン配置で使用ができました。
メインフレームに配置するとこんな感じ
フロントパネルを装着。
センサーホルダーが収まるように再設計しました。センサーホルダーがずれないように考慮するのが大変でした(^_^;)
そのほか、全体的に再設計しました。各パーツは以前と同様に組みこんでいきます。
センサーはこのように前後にスライドします。これは収納時
これが前面カバーを開くとき
全体的な組み上げを完了したところパーツの肉厚は0.6mmで強度的にギリギリ
前面カバーとセンサーホルダー
センサーホルダーを固定する前側のパーツを作成一部に厚みを持たせて、M3のヘリサートを挿入して、ピント合わせ自にM3イモネジでレンズを固定できるようにします。
取付したところ、内側から挿入し、右側にあるロックリングをはめ込んで接着して固定する。
接着剤を流し込んで接着。この時、前面カバーは回るようにしておかないといけないので、接着剤が前面カバーに触れないように注意して塗布しました。
内側はこんな感じ
今回もタミヤのフラットアース(XF-52)で塗りました。
内側にレンズの固定用のイモネジを入れておきます。
本体に取り付けました。センサーホルダーとレンズをサポートするレンズバレルが一体化するように突起を設けています。
M12 35mmレンズの取付
今回は以前使おうとした5MPのレンズを使用することにしました。センサーホルダーを設計するにあたって、レンズ全体の直径が細く、センサーホルダーに収めやすかったからです(^_^;)
レンズをネジ込んでいって装着します。
内部のイモネジはここから六角レンチを入れてまわします。ちょっと、やりづらいな、、。
これで、レンズと前面カバーが一体化され、衝撃等でピントがずれなくなりました!
ネジを止めて、
カバーを着けて完了。だいぶ完成度が高まってきたな~。
レンズ位置の比較
手持ちの無加工のPEQ15 とレンズの位置を確認してみました。
うーむ、ちょっと1~2mm長いな~。あと一歩足りない。
試射映像
youtubeにアップした動画の途中から
後日、
レンズカバーの積層痕は外部に頼んだら消えないかな?と思ってDMM3Dに登録して部品をチェックしてみました。
自分の3Dプリンタで一発で作ろうとすると10時間ぐらいかかります。
これをDMM3Dで製作できないか?と思ってデータチェックしてみました。
厚みが足りず、エラーになる箇所が多数!😱 無理ですね。
以上、35mmレンズへの換装の作業でした! 2021年5月記録
後日再改修↓