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PEQ15型ガンカメラ 35mm①レンズカバーの作製

以前Runcam2 4Kを用いてPEQ15型ガンカメラを作成した際は25mmレンズを使用していましたが、2.7K60fpsでの撮影では画角が広く、遠目の敵は見えはするものの、弾道が追いづらかった。

2.7Kなんだから画像を切り取って拡大すればいいかな~と思ってたけど、拡大するとノッペリして映像が雑になり、明瞭な風景なら良いけど、逆光時などはBB弾が消えてしまう。

PEQ15型ガンカメラの製作Runcam2 4K②モジュール組み込み一応完成

やっぱりPEQ15のガンカメラでも35mmレンズを搭載したい!

 

レンズカバーの製作

35mmレンズにするには前面パネルのライトカバーをどうするかが課題です。

手持ちの35mmのレンズはレンズ先端が20mm径になっており、PEQ15レプリカのライトカバーをはめられません。

なので、3Dプリンタでパーツを作ります。

外装パーツでは積層痕が気になるのが心配で作ってませんでしたが、塗装したりしてなんとかごまかせないかな?と。

FMA製のPEQ15LA5Cのアルミ製ライトカバーを参考に設計して作成

下面のサポート材をはずすとこんな感じで、やっぱり表面が荒い。

また、外径をレプリカと同じにすると、厚みが無く、強度的に不安。

となりに積層痕をごまかせないかな?と思ってタミヤカラーのガンメタルを塗ったものを置いてますが、積層痕はきになるところ。

取付してみましたが、かなりきつかったです。設計上のサイズは20.2mm程度にしないとハマりませんでした。

3Dプリンタで出力したABS部品は1%ほど縮むので、ちょうどよいサイズに調整します。

再度作り直し。0.4mmほど外径を大きくし、カバーのデコボコの深さを減らして作成。

ちょっとのっぺりして特徴がないな~。

積層ピッチを0.1mmにしたのでそこまで積層痕は気にならないかな?いや、気になる。というかたいして変わらない。

 

アセトン漬け

ABSで出力すると、どうしても積層痕が目立つのは仕方がなく、ネット上で調べると、サンドブラスト研磨やアセトンで溶かすという方法があります。

その中で、アセトンに「漬ける」という方法を見つけました。

プラモデル用接着剤にアセトンが含まれており、自分は表面処理と保護に使用してました。

ABSで出力した部品を気化したアセトンが充満する容器にいれて、反応させるという方法です。

ビンの中にティッシュを入れて底面に固定し、そこへアセトンを染みこませます。

ティッシュに染みこませたらビンを逆さにして蓋を締めます。

アセトンは気化後は空気より重いので、底にたまるので蓋を下にしてしばらく放置します。

しばらくってどのくらいかな~と思いながらそのまま放置していると、、30分くらいだったかな?

な、なんぞこれ!、、、どうも積層が薄いところが解けて縮んでしまった模様

次は5分ほどに、、、

まるーくツヤツヤした感じに、ほどほどで良いかな?と思って触ってみるとブヨブヨになっててました。

多分接着剤を使用するとビニル樹脂も一緒にくっついてきてブヨブヨになるのかも、、乾くまで一晩放置しました。

一晩放置してのがこれ同じくブヨブヨのまま。物理的特定が変わっとる!

というか、積層痕もブヨブヨのまま残ってます。

 

結果、、、

というわけで、なかなか難しいですね。アセトン漬けは諦めました。普通に色を塗ります。

根本的問題が解決しない場合、さっさと諦めて割り切るのが大事です。

続く、次は本体への搭載 2021年5月記録

PEQ15型ガンカメラ 35mm②レンズ固定部品の変更

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