先日ハンドガードをBlock2 FSPに変更した次世代M4をサバゲーに投入したくなり、
チェックしたところ、性能がイマイチになっていたので分解整備しました。
見た目が気に入りました^^)マークスマン的な使い方したいな~。
弾速計で測ってみると、フル充電の状態でのサイクルが低くなっていた。以前は秒間15発ぐらい出ていたような。
バッテリーをイナズマモーターに交換してみます。
スタンダードだと秒間17~18発くらいまで回ることもありますが、次世代なので秒間16~17発になるのを期待
3.7V16340電池で慣らし運転 5分ほど、と思ってたけど2~3分で熱くなってきました。
電池が強すぎたのかも。
本体の分解
アッパーレシーバを前方に抜いて分解をしていきます。
ダミーボルトのガイドを外します。ネットで調べたところ、このパーツは入手性が悪いらしく、部品をなくさないように注意したほうが良い。
失くさないように一式パーツ小分け袋にいれて保管します。
ストックを外して
グリップを外し、バッファーチューブも外します。
バッファーチューブ後端のパーツが割れていました(^_^;)
かろうじてついてる程度ですね。
プラリペアで直しておきます。ついでに壊れていないほうも肉盛りして強化しておきました。
ピストンの確認
このM4を買ったのは4年以上前で、一度も中をばらしてません。
年に5~8回サバゲーで使ってたかと思いますが、思った汚れてないかな?
ボルトリリースレバー類をはずします。
マグキャッチも外します。6角になってるのでなめにくくて安心
ロックピンを抜いてメカボを取り出します。
セレクター右側の裏側はセロテープでダミーパーツが取り付けられていました。劣化というか、ペラペラになってる。
メカボを取り出して確認 この番号は製造番号だと思うがいつごろの製造とか分かるのかな?
ネジはトルクスタイプのネジが使われていました。トルクをかけて締めこむべき場所がわかりますね。
メカボ周囲のパーツの取り外し
次世代の分解は慎重に、、、オートストップ用のメカボ側のレバー
カットオフレバーのバネを外します。
タペットプレートのバネを取り外し
前方配線用の配線カバーを取り外します。
メカボ本体分解
補助パーツを外したので、後は本体を開けます。
ピストンスプリングとタペットプレートのテンションが掛かってないので開けるのは楽でした。
だいぶ前に買ったとはいえ、案外適当にグリスを塗ってる感じがしまいた。
ピストン周りは結構砂が入ってました。
このM4はバレルが363mmでフルシリンダー仕様の為、砂塵を吸い込みやすいのだと思います。
ピストン内部はだいぶ汚かったですが、この状態でもピストンは気密を保っていました!これが安定のマルイかな?
ノズルはそこまで汚れてませんでした。にしても長いな~それが良いのだと思いますが。
ノズル後端には回り止めの突起が!
タペットプレート先端のくぼみにハマって回転しないようになってますね^^)やっぱりノズルの固定は大事だと感心しました。
スイッチ部分のバネを外します。
トリガーを外します。なかなか複雑な形状ですが、スタンダード電動ガンと比べると、トリガーのバネの収まりが非常に良いです。
スイッチ部品も除去して掃除します。小さなバネをなくさないように注意が必要です。
スイッチ端子のグリスを覗いてみると、焦げ?、というかサビ?
これがサイクル低下の原因だと思います。今回はFETやFCUを着けず、内部クリーニングとモーター交換がメインです。
FCUはこれまでに使ったことないし、、、。
取り合えず磨いてきれいになったので再使用します。
清掃
洗う部品はタッパにいれて洗います。
食器用洗剤で洗った後、歯磨き粉でゴシゴシしていればだんだん地の色が出てきます。
清掃完了しドライヤーをかけたところ、このまま1時間ほど乾かします。
配線の引き直し
分解ついでに配線の引き直しを行います。使用するのは1.25sqのジュンフロン オヤイデ電気から購入
スイッチ部品をばらしてつけなおす。そんだけ
ジュンフロンは配線が固いのですが、ハンダづけの際は配線の奥までハンダが浸透しすぎないように注意して作業をします。
でないとあとから配線を曲げようとしても曲がりません。
モーターまでの純正の配線に合わせて長さを決めて長めにカット
メカボックス組み込み
ベベルのシムの位置決めをしてからギヤを取付ます。今回軸受けは交換しません。そこまでガタがなさそうだったので。
後、ベベルのシムは最初についていた厚みと同じにしてみました。
シム調整
ベベルはそのままにスパーと調整し、その後、セクターギヤへ調整していきます。
シリンダー交換
今回あえてシリンダーをこれに変えてみます。
アクセレートシリンダーです。自分のM4A1はフルシリンダーなので、少しでも抵抗を減らしたいなと。
ただ、後方吸気はしません。ピストンは純正をそのまま使います。
グリスはガンジニアのGグリースを使用
気密を確認。ヘッドは特に傷んでなさそうです。ちときつ過ぎなような気もする、、、。
スイッチは綺麗に清掃してタミヤの接点グリスを着けて組付け
配置完了。次世代のメカボは整備しやすかったです。
前方へ抜くジュンフロンのコードは先端に赤印をつけ、メカボから伸びる分は熱収縮チューブで保護しています。
メカボを閉じた後、オートストップのパーツを取付 ※写真と取り忘れていたので分解時の写真です。
セレクタプレートを取り付けて、チャンバーをあてがって配線の取り回しのクセをつけていきます。
カットオフレバーとタペットプレートのスプリングを取付
メカボをレシーバへ収めます。
バネを通して、ボルトキャッチボタンを取り付けながら差し込んでいきます。
オートストップのレバーとかみ合っているか確認しながら取付
メカボ固定用のピンとマグキャッチを取付
リコイルバッファを取付
モーターの配線を取り出し、長さを揃えてモーターを取付ます。取付写真は省略
パッキンの交換
ホップパッキンはだいぶやれてたので、マルイ純正パッキンに交換
シリコングリスを周囲に塗ってからチャンバーへ押し込みます。
次世代のチャンバーは結構きつめでした。しっかり気密がとれそうなチャンバーです。
ダミーボルト連動パーツ
ピストンと連動するダミーボルトカバーとチャージングハンドルの部品を取付ます。
シリコングリスでグリスアップしました。
取付てメカボ上部に引っかけます。
ここからアッパーレシーバを取り付けて完成へ、、
弾速チェックを行ったところ、1400mahの7.4Vリポバッテリーのフル充電でこんな感じになりました。
純正ピストンで十分な数値が出ますね~^^)
こんな感じに盛りました。これでサバゲーしたい!
以上 2021年5月記録