前回はruncam2 4KでPEQ15型ガンカメラを作成を開始し、本体加工等の下準備を行いました。
今回はその本組みを行います。
電源と信号配線
やることは以前のRuncam2と同じです。慣れてきたので一通りつけていきます。
配線の接続はこんな感じ
Wifiのところのハンダ付けは注意が必要で、隣の抵抗に接触しないよう慎重にサッとハンダ付けします。
失敗したらまず動かないと思うので、FPVカメラとはいえ1万ちょっとするのでこのハンダ付けは最も難所です。
Wifi部のスイッチもハンダ付けします。
メインフレーム基盤を組み込み、フロントパネルをはめ込んで固定
配線をつぶさないように、中央の黒いセンサー延長ケーブルに負担がかからないようにじっくり取付
ピンセットでWifi用ボタンを移動させて配置
両面テープを小さく切って、ピンセットでプラモのデカールを貼る要領で貼り付けます。
こういうところでプラモを作る趣味が役立つんだろうな~。
バッテリーホルダー
レプリカに元々使われていたバネを流用
こんな感じでカチッとハメ込みます。
電源モジュールの準備
BS01 3.7Vの電源を5Vへ変換して1Aで出力させます。
赤枠のところのハンダを吸い取って出力電圧を変更します。
出力電圧の設定は裏面に表記されていてわかりやすい^^)こういうのがあると助かります。
はんだ吸取線を使用して、A,B両方のはんだを除去して絶縁させれば5Vで出力されます。
電源ケーブルの接続
先にカメラ基板へハンダ付けした外部電源用ケーブルを電源モジュールへの取付をイメージし、長さを合わせて切断して準備
こんな感じではんだづけ LED(黄色)と配線が重ならないように注意が必要
順番が前後してしまったが、ハンダ後はいったんフレームから取り外して、入力側のハンダ付けする。
電源モジュールを配置したらバッテリーホルダー内に出力側の端子がむき出しになる
なので、アセテートテープで絶縁しておきます。このテープは耐久性もあり、いろんなものに使ってるのでお勧めです^^)
バッテリーホルダーを固定します。使用しているのはRuncam2 4Kの筐体に使われていたネジを再利用します。
こんな感じでメインフレームとがっちり固定できます。
メインスイッチとセレクターへの配線
続いて電源/撮影に使用するメインスイッチのハンダづけ、片方の足を切って、基板からの配線を1本とその出力、およびリモート用の配線を同時にハンダ付けしました。
セレクターへの配線を行います。
使用するのは前回同様、2進化10進数のロータリーDIPスイッチです。
上のピンがコモン端子でこの製作ではGNDグランド(-)に使用します。
下の4本が左から1,2,4,8の端子になっています。
配線するとこんな感じ
1がWifi、2が電源、4がメインスイッチになっています。
2進化10進数の接続パターンです。前回に同じ
セレクター側は4から使用します。
配線をまとめながらスイッチをハメ込みます。
カバーの取付
一旦ハメてから配線の噛みこみがないかチェックする。
問題なかったのでネジで固定します。
このネジもRuncam2 4Kの筐体に使われていたものを再使用です。
セレクター2番ピンからバッテリーマイナスのバネへハンダ付けで接続します。
センサー部はあらかじめカットしてました。
前面パネルへの取付に問題がないか確認します。
仮止めした全体的にきれいに収まるか確認しておきます。
設計ミスにより、矢印の部分が干渉していました(^_^;)
セレクターの動作をロックする為のネジ穴ですね。
取付し直して2液性接着剤で固定しました。
メインフレーム側を削って対応しました。
リモート端子
メインから分岐していた配線をちょうどよい長さに切ってメインSWの配線をハンダ付けします。
こんな感じでハンダは極力少なく盛ります。
電源ホルダー部
電源部のはんだ付けを行います。
矢印部分のハンダを少な目にしておきます。
こんな感じの向きではんだと配線がバッテリーホルダー内部にはみ出ないようにしておきます。
メインフレームの固定
メインフレームをPEQ15本体に組み込んでいきます。いったん取付で干渉がないかチェック
2回目なので配線もすっきり整頓することが出来ました。
EQ15レプリカに使われていた、レーザーのゼロイン用のネジを再利用して固定します。
ネジで直接フレームを固定できるのでPEQ15の本体にがっちり固定できます。
前回のPEQ15では説明してなかったけどセンサー部のところも同様に固定できるようにしています。
後部はPEQ15に元々あった基板取付用のネジ穴に固定し、上下方向のブレをなくします。
カバーを取付
下部カバーを取付ます。
はめ込みが無事できたところ、^^)
レンズを25mmにするも、、、
後は、レンズを25mmに交換すればほぼ完成(⌒∇⌒)と思ったが、、、ピントが全然合わない、、、
どうもRuncam2 4Kのセンサーは基部のネジ山がRuncam2より短い様子、、、
ちょうど下図の赤線部がRuncam2より短く、ピントが合う位置でネジ山が掛からないようになっており、、、どうにもピントが合いません( ;∀;)
仕方がないので、エクステンションバレルを介して取り付けることにしました。
エクステンションバレルはしばらく使ってなかったけど捨てなくてよかった~
ただ、エクステンションバレルを着けると、今度はどんなに締めこんでもピントが合わない、、、微妙な位置でピントが合うようなレンズだとこうなってしまう。
レンズが短ければいいよね!ってことでレンズの後端をダイヤモンドヤスリでシャーコシャーコと削っていきます。
なんとかピントが合う位置で固定できるようになりました^^)
固定できるようになったらいったん外して、レンズにIRフィルターを入れて、止めゴムと2液接着剤で固定して、、とめんどくさい作業を行いました。
レンズカバー
最後に先に作り忘れていた被弾対策のレンズカバーを作成
1mm厚のポリカ板をハサミで適当に切り出します。
爪切りで円形に加工し終わったところ。
ステッカーの加工
完成の目途が立ったので、ステッカーを加工して貼り付けます。
前回のを元にポンチで1.6mmの穴を空けました。
破けて失敗しました、、、。終盤になると集中力が落ちてしまいます。作業中も休息は大事ですね~。
黒で再作成
ようやく出来ました! 長かった~。一応動作に異常無し!
全体的に違和感なくできたと思います。
これまで作成したPEQ15型ガンカメラを並べてみる。ぱっと見ただのPEQ15^^)
それでも録画のパイロットランプが点滅するのを見てか、動画撮影をしているサバゲーマーの方に気づかれます。
「それ?ガンカメラですか?」と聞かれると思わずウフフってなります(´∀`*)ウフフ
以上、3台目の製作過程の記録でした。2021年5月記録
その後、35mmレンズの搭載を行いました↓