以前作成したEQ-15型ガンカメラは電源が3.7VのCR123A型電池(16340)を2本使っているが、サバゲー中に電池が切れると保存されたファイルが読み込めなくなるエラーが出ていた。
突然の電源不足によるファイル破損を防ぐため、予備電源として本体にバッテリーを装着したい。
また、バッテリー 7.4V(8.4~7.0V)を直接本体に接続すると、作動電圧が安定せず、動作(ボタン操作など)が不安定になるので電源になる電子部品を探すことにした。
バッテリー探し
最近は単価の安さから電子部品をAliexpressで探すことが多い、検索ワードに注意しつつ、都度英語を翻訳しながらになる為、注意が必要かもしれないが、おおむねスペックで判断できる。
スペック表を見ると、リポバッテリーは型番がサイズを表していることがわかる。
自動翻訳のため、日本語表記はおかしいので英語での表記にしたほうが良いことが多い。
スペックは英語で見たほうが良い。
ガンカメラとしてはバッテリーの残量を確認するのが疎かになりがちなので、過過放電保護基板があるのが安心
で、発注するが、バッテリー関係は中国側の検査?で引っかかって到着が遅かった、3か月かかった、、、。
これは店側の責任ではないので、気長に待つしかない。
今回使用するのはこれ、803052(8x30x52mm) サイズ
3.7V用電源基板を試す
電源基板は3.7V用の充放電タイプをベースにいろいろ試しました。
最初に試したのがこれでスペックがこれ
- IN 5~12V 基板左側
- BAT 3.7V用 基板中央
- OUT 5V1A 基板右側
配線はこんな感じ。画像はPEQの裏側から見たところ
16340電池2本の7.4Vからバッテリーへ充電し、それから5V出力する。
Hawkeyeメーカーサイトを見ると本体側への5V入力はここらしい。白いのは基板側への電圧表示用の配線
バッテリーを搭載
で、やってみると、7.4Vから充電しない、、、うーむ。入力電圧は7.4Vでも電流が足りないのか、そもそも7.4はだめで、入力は5Vだったのでは、、、
今度は別の基板を使ってみる。チャージランプがついてるのでわかりやすい。
入力は5Vに限定されている。
降圧コンバーターの導入
ドローンなどで使われている7.4Vから5V出力へ変換する電源基板を見つけたので導入。出力は1A なので十分
※この基板は過放電保護が無いため、つなげていると、過放電状態まで使いきるのでLipoで使用するのは危険。
上記の組み合わせで正しく充電されるようになりました。
各基板の端子部分は絶縁布テープで保護して組上げ
バッテリーを収める、、ギリギリのサイズ
3.7V電池を2本挿入すると、充電ランプ(赤)が付く。本来満タンになると緑になるはずだが、充電器側への出力が5V1Aでは足りないのか、緑にならない、、、。
充電を長くすると、電池が熱くなってくるので、長時間は良くないようだ。
その後、サバゲーで使ってみましたが、正常に取れている様子でした^^)
放電
充放電基板につないでいるLipoバッテリーはしばらくすると放電し、2~3日でだいたい3.7Vくらいまで下がります。
なので、ゲーム前日は電池で充電するなどの準備が必要だと分かった。
使用ルーティン
①ゲーム前日
- CR123型電池2個で充電する。(熱くならない程度に、、)だいた30分で電池を使いきり、これを2回程度で満充電(4.1~4.2V)になってくれる。
- ゲーム当日に使用できるようCR123型電池は充電しておく。
- PEQ前面パネルを外し、HDMI液晶モニターと接続し、モニター画面にてフォーマット
②ゲーム当日
- CR123型電池を交換しながら使用する。だいたい3~4ゲームでCR123型電池は切れるので、表裏2回戦毎に123型電池を交換する。
- 持っていくCR123型電池は12個ほどあればよい
③ゲーム後
- PEQの前面パネルを外し、SDカードを抜き、PCへデータを保存
- 内部バッテリーの電圧が低すぎる場合、3.7V以下の場合は充電器で4.0V程度に充電しておく
こんなのを繰り返し行うわけで、サバゲーでガンカメラを扱うのは面倒臭い。
だが、今回の改修で使い勝手は「以前より」良くなったし、安心感も増した。
内部バッテリーも満充電待機する必要はなく、CR123電池を放り込んで2~30分放置しておけばよいし、電源遮断時のファイル破損防止が目的なので、電池を使っていればバッテリーは充電されるので、
まあよいかな?という程度です。
この記事、、、参考にならないな、、。
以上(2020年5月記録)