前回フェンダーに着いていた灯火類を外したところからの続き
フェンダー状況の観察
これ、何でしょうか?フェンダーとボディーを結合しているボルトの確認です。
だいたいこの辺です。こんなのが3か所あります。
ドア側のフェンダー固定ネジ
ドアからも確認しよう、太い皿ネジが2か所ある。これはインパクトドライバでガシガシする予定。
フェンダーの後端部にはサビた穴があった。膨れているので見た目より錆が酷そう。
この場所を裏からみたところ。ここはタイヤの後ろ側で奥に泥かなにかが固着し、そのせいで錆が進行したのかなぁ。
車内から確認し、ボルトを外していった
フェンダーをボルト止めされているのを確認。ネジが見当たらないが、、、
ネジは柔らかいパテで覆われていました。サビ対策なのでしょうか、朽ちることなく残っている。素晴らしい。
ネジを外しました。
ドア側のネジ外し
周りをワイヤブラシで掃除してラスペネを吹く。
インパクトドライバでガンガン叩いて
なんとか取れた。ビスト緩み止めのワッシャーと受け側の四角いネジ。
フロント中央フェンダー付近
写真がぼやけて説明がしづらいが、中央のフェンダーとは3か所で取付されている。
ここもワイヤブラシでゴミをある程度取り除いてラスペネを吹いて緩めては戻しながら外す。
バンパー取付基部
バンパー取付基部に、ねじが無い!
よく見ると、溶接されている、、、、。腐ったからかね、、、。
金切りばさみで端部を切り飛ばし、マイナスドライバでこじって外しました。
浮かして確認
ドア側からフェンダーを浮かし、他に取付箇所が無いか様子を見る。
ボディとフェンダーの隙間が浮いた!「やったぜ!」と思ったものの、、、
フェンダーアーチの端部
まだついてる場所があった、、。※気づいて当然の場所 泥除け兼フェンダーの固定箇所。
下側から観察すると、ここもネジが無い。手持ちパーツリストにも載ってないので、元々溶接する場所なのか、ネジどめなのかはたまたリベットなのか分からない、、。折り返しとか?
中央に穴があるので、多分元々ネジ止めなんだろうが、腐って落ちたのを溶接でとめたのかな?
円弧部分で欠けているのは溶接時に溶け落ちたのかもしれない(と、後で思った。)
溶接部に金切りばさみで切れ目を入れて、鉄ヘラを隙間に差し込んでグリグリと広げて剥がした。
剥がれて良かった、、、。しっかり溶接されていたらとても剥がれなかっただろし、とれなかったらボディ側アーチ部も切り飛ばす必要があったかも。
サンプルのほうと比較しようとしたが、、、腐ってて何もないよ!点線が想像図。
取り外し完了
やっとはずれた、、、。もう夜になってしまった。
取り外した箇所をまとめるとこの通り。丸がネジ四角が溶接だった。本当は全部ネジだと思うんだけどもね。
本当はバンパーも外さないとフェンダーの端部が引っかかって外しにくいのだが、今回は徐々に緩めつつ、無理してとった。
バンパーの取り外しはまた後日行う。
ヤフオクで購入したフェンダーをはめてみる。ピッタリ!うーん、色違いも面白い!
「いざという時は、、、」と思ったが、案外購入したフェンダーより現車のほうが状態が良いので購入したのは原型として活用し、現車のものの修復を目指すことにした。
各取付部の観察
ボディとフェンダーの取付部分錆がけっこうきてます。エアコン穴埋め用パテみたいのが盛られてました。
感想した犬のフンのようなパテをはがずとすきまが現れました。ボデーを作った際の隙間を埋めていたものかな?
フェンダーアーチ部の当てゴム?
フェンダーアーチには隙間用のゴムがついてました。
このゴムでフェンダーを密着させてるということは、密着させる為に、溶接されていたアーチの端部はネジ止めだったんだろう。
劣化しているので後日パーツリストを確認したが、手持ちのものには載ってなかった、、、。名前が分かんないw
手持ちの資料を見る限り、製造ラインではフェンダーまで取り付けしてから塗装工程に入っているので、隙間埋めのシリコンシーラントと同じ扱いなのだろう。複雑な形状はしていないので適当なゴムで代用できそうではある。。
ボデー側の状態
ここが腐っているのは何故だろう?と思って観察すると。
フロントフードリッドのワイヤーが車内外を通るところになっており、その隙間にスポンジが入ってました。
このスポンジに水が含まれたままになっていて、内側から腐った模様。
次は、、溶接へ
外した状態のスバル
これだけで丸一日終わってしまった。この調子じゃいつ終わるか、、、、、、。
続く(12/11記)