3個も作ってしまったガンカメラ達、せっかくなので射撃動画を撮って比較した。
ガンカメラ3種類
ヘッドマウントウエアラブルカメラ
SJCAM M10を使用 mich2000ヘルメットへのNVGマウント取付
以上で準備したカメラをもって射撃に出かけることにした。
使用するエアガンは次世代M4
準備完了 顔がヤッターマンのトンズラー
森に向かって0.25gバイオBB弾を撃ち込みます。
標的は約30メーター先の塗料缶で人の顔より一回り小さいサイズ。APS-Cの一眼レフをだいたい50mmに合わせて肉眼レベルの大きさに合わせた。
これと撮影された画像からだいたいの倍率を推定します。
DVR-F9 類似品 35mm レンズ
以前試射した後、IRカットフィルターを入れてるので、コントラストがアップすることを期待。
IRカットフィルターを入れた分若干シャープに?でもまだ弱いです。全体が白っぽい標的にピントが合ってないのもありますが、暗いところは苦手な様子。
標的にピントを合わせた場合。あきらかにくっきりと見える。コントラストが弱い分、被写界深度ってやつもアバウトに狭いのかな。使えないことはないかも!35mmを使うには厳しいかな、、。
映像から切り取った画像がこちら。缶が大きく見える。缶の大きさから比べて前述の目視に比べておよそ6~7倍といったところだろうか?
Panasonic HX-A1H 25mm レンズ
次はこちら、コンパクトで格好良い国産(メーカーが)のHX-A1H
うーむ綺麗!非常に画質がシャープ。おそらくレンズカバーのフィルターが色合いを整えているのではなかろうか。
なお、撮影モードは STANDARD でwide に対して、narrow の設定になる。
映像から切り取った画像がこちら、缶の大きさからおおむね肉眼に対して4~5倍(APS-Cの一眼レフ200mm相当)の大きさに見える。
FOXEER Legend2
スコープへの取付でそんなに目立たない大きさなのが良い。
スコープ上につけてるので弾は下から見えます。見た感じ、細部の表現が秀逸だが、画面全体が白っぽくなっており、予想に反して期待外れだった。
EIS(Electric Image Stabirizer)をオフにしているため、フルオート時の画像のブレがすごい。そしてONにして撮影するのを忘れてた、、、。が、60fpsのためかそれもシャープな表現になっている。
映像から切り取った画像がこちら 缶の大きさから、4~5倍の大きさになっている。受像センサーが大きいためか、結果的にA1Hの25mmに相当する大きさになっている模様。
動画の確認方法
撮った動画をiPad(mini2)でSDカードリーダーから確認できるか?いまさら確認。フィールドでの使い勝手は大事。
DVR F9類似品 AVI H264 1920×1080 30fps できた。
HX-A1H MP4 H264 1920×1080 30fps できた。
Legend2 MP4 H264 1920×1080 60fps できなかった。最新のiPad,カードリーダーならいけるのか?※アプリに取り込んだら見れた。
ガンカメラとしての個人的総評
今回比較した機種では使い勝手の面および国内メーカーびいきとして、おすすめはHX-A1Hです。受像センサーそのものが小さいものの、画質は自然で綺麗。センサーが小さい分25mmレンズでも十分な画角(倍率)になってくれる。
比較対象としたLegend2がSDカードリーダから取り込みできなかったのは個人的に痛い。これは機種にも依存するからなんとも、、、。
より手を加えれば、FOXEERのLegend2のほうが良いかも?今回はレンズのフィルターや画質の調整が不十分に感じた。もうちょっと使い込んでアプリ側から調整すればもっと良い映像になりそうな気がする。特に細部の表現はHX-A1Hより画質が良い。A1Hで使用されたIRカットフィルターと思われるメーカー純正のフィルターを試してみるのも良いかもしれない。
なお、最初に改造したDVR-F9は全くおすすめしない。メーカーも不明だし。同じものが手に入るとは思えないから、論外。
残像の比較
フルオート時の画像のブレは30FPSの2機種はつぶれた白い線に対して、60FPSで撮影された映像のほうがより自然な残像に感じた。
PC側の編集で60→30FPSにした場合ではブレた画像(残像)がシャープな気がする。元画像が良ければ同じ解像度でも仕上がりが変わるのだと感じた。この辺にこだわるなら60FPSの機種を探すか、より上位を探すならSONYになるのだろう。
しかし、改造してレンズを交換するなら使用するレンズやレンズカバー、フィルターによって画質や色合いが変化するだろうからやってみないと分からないことが多いかと思った。
言い出したら何にも参考にならないけど特定機種でガンカメラ化とその撮影をやってみた。という内容でした。
以上
おまけ追記 収納と持ち運び
参考までに、これらガンカメラを持ち運ぶためにウエアラブルカメラ用の収納ケースを使用してます。
通常アタッチメントとかが入るスペースにガンカメラとモバイルバッテリーを入れてます。
閉じるとこんな感じ。サイズ比較に5インチ液晶のスマホと一緒に。中華機器に囲まれてる、、、。
私の場合は工具箱にすっぽり入るのでちょうどよかった。
おしまい。