前回は購入後、外装をちょっと変更したところ
今回は内部を分解し、家にある適当な部材で弄ってみることにしました。
分解と標準状態の確認
カスタムやメンテナンスの際は自分の銃がどのように組まれているのか記録しておくと、後からトラブルが出たときに役立つので、各部を確認しながら分解します。
ストックパイプを外す。元の配線にヒューズはついてない。
コードは柔軟で被膜も丈夫なタイプでした。良いものを使ってるほうだと思います。
レシーバーのフレームロックピンを外す。前後ともネジ式でしっかりしている。ここに刻印は無し。
無くてもよいけど、いつか欲しい。
アッパーレシーバーを前方に抜いて分離する。
構造は普通のM4、レシーバーのかみ合わせは良好でした。
チャージングハンドルとダーミーボルトなどはアッパーに固定されており、分解しやすい。
チャンバーは少し斜めに降りてました(^_^;)ダメ
ホップ最大でこんな感じでちょっと弱め。押しゴムの径がマルイ純正に比べて細かったです。
グリップからモーターを抜きます。磁力は弱く、机モーターと呼ばれるものです。
このモーターでのサイクルが12~13発/秒なので、11.1ボルトのリポぐらいがちょうどよいのかもしれない。
グリップ内部のメカボックス固定用のネジは2か所でした。
グリップを眺める。質感はツルンとしていてあまり好きではない。バリも結構ありました。
ここは手持ちのMOEグリップに交換しようと思う。
MOEタイプのグリップにした際、モーターの軸がずれたりして異音が出ることがあるので、この時点で確認する。
モーターをEG1000にして動かして確認。
酷いギヤ鳴りもないようなので大丈夫そうでした。
セレクターが干渉するので印をつけて後で削ることにする。
また分解に戻り、ボルトキャッチレバーのピンを抜きます。ギザギザのローレットは前側で、後方から叩いて抜きます。
細い幅2mmほどのマイナスの精密ドライバーをあてがってハンマーでたたきます。
ボルトキャッチレバーは反対側のラッチを押しながら抜きます。
トリガーピンを抜き、セレクター位置をセーフとセミの位置にしながら上方へ抜く。中華では一般的なM4の構造
このメカボは電子トリガーが搭載されていて、フルオート時にセレクタープレートが矢印部の物理センサーを倒すタイプでした。
軸受けはベアリングで以前修理用に購入したE&C製のメカボと同じでした。
スプリングは容易に交換が可能。中華のメカボはほとんどこれで、内部を弄る人にとっては大変便利。
ただし、スプリングガイドは4つの突起があるタイプで、このNOVESKEのロアレシーバーは後方がふさがれているので装着した状態での交換はできない。
初速調整でスプリングを交換する際はレシーバからメカボを取り出す必要がある。
チャージングハンドルを引いてダミーボルトを固定するためのダミーボルトのラッチはツル巻きバネではなく直接スプリングで押すタイプでした。
メカボを開けたところ
内部にドロップインの電子トリガー基板が入ってます。セクターギヤの磁石を検知するタイプで、Amazonで5000~6000円で売られているのと似ている。
というか構成はほぼ一緒でした。
タペットプレートは一般的なもので、柔めですが、普通に使えそうな感じです。
タペットのスプリングは線径が太くて柔いタイプ。
トリガースプリングも太くて柔い。海外製ってこんな感じ
ノズルは段付きで先端が尖ってない。長さはM4用のマルイのノズルと比べてほぼ同じ。
タペットにハマる溝は狭く、しっかり固定されるタイプでしっかりしてる。
ピストンの歯はすでにえぐれていました(^_^;)
箱出しで11.1ボルトのバッテリーを使うとクラッシュしそう
スパーギアをはずしたところ、ベアリングとの間に上下ともにシムが無い。ギヤがうるさいのはこのせいか、
ちなみにグリスはうすくさっぱりと塗られている感じで悪くはなかったです。
シリンダーには何か瞬間接着剤みたいのがついてました。
とケチをつけたいところだけど、メカボに干渉しなければ機能的には問題無し。
ピストン重量はやや軽め。マルイ純正は24g
電子トリガーの基板を外します。配線処理は悪くなく、全体的にきれいに配線されており、組み込みの品質は良い感じ。
内部は銀コードのようで、線径も細く、柔軟な割に通電効率も悪くなさそう。
配線被膜も丈夫でよい配線だと思います。
回路はマイクロスイッチでオンにするようすです。緑の太いコンデンサーはどんな役割なんだろう?
セクターギヤです。下側にシムが1枚使われていました。
なんで1枚なのかな?と思ってノギスで幅を計測 13.2mm
マルイのセクターギヤは 12.4mm
うむ!このセクターギヤは分厚いから1枚だけしか入らなかったんだろう、、。
今回はマルイのセクターを使うことにします。
内部の状態はこんな感じでした。ここからどのようにカスタムしていくかが中華の楽しみです。
長くなったので、今回はこの辺で終わり。
次回は内部パーツを交換していきます。