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G&G MP5SD6 のメカボの交換と設定

前回、電池ケースまで作ってガンカメラでの使用を快適にしたG&GのMP5SD6でしたが、

メカボが割れて使用不能になりました。

G&G MP5 ガンカメラ充電用電池ケースの作成

これをなんとか直したいな、、、と

 

メカボの調達

補修部品としてのメカボを探すも、モデル自体が古い為か、G&Gのアフターパーツもなく、エアーブローバックのMP5自体が売られなくなっていた。部品がみつからない

部品探しをしていると目が泳いでしまい、旧型のロアを手に入れたりしてました。

画像はクラシックアーミーのものですが、後日、組み込めました(別途記録)

仕方なく、Ver3のメカボをエアーブローバックに改造しようかな?とかVer2を削ってエアーブローバックにしようかな?

とかいろいろ考えてマルイのクルツ用のVer3メカボを手に入れたりしてました。

が、チャンバー部の形が合わなかったり、メカボのセレクタープレートがアッパーレシーバと干渉することがわかり、難しい。

  • チャンバーの改造
  • セレクタープレートの新造
  • エアーブローバック部の自作
  • ロアレシーバのメカボ固定用穴の追加

などなど、課題ガンカメラ多く、いろいろ面倒くさそうなのでやめました。

 

その後、運よくG&G純正のエアーブローバックメカボを入手でき、今回はそれを使用することにしました。

 

中古メカボの分解

早速ばらしていきます。

ダミーボルトカバーを外し、メカボ後部の抑えカバーを抜く。

カバーを後方に抜いて、エアーブローバック部を外したところ

カットオフレバーのスプリングを外し、セレクタープレートも外す。

メカボのネジをはずして

スプリングガイドにドライバーを突っ込んでシリンダーを抑えながらメカボを開きます。

最初につかっていたのではピストンヘッドがメタルでしたが、これはプラでした。

ほか、メカボ自体にゴミがほとんどなく、きれいでした。

部品をばらして洗浄して感想させたところ、この時、タペットプレートをマルイのハイサイクル用に交換しようとしてましたが、サイズが合いませんでした。

ギヤはベベルのみマルイのハイサイクル用のものに交換します。

シム調整はベベルはそこそこに、スパーとセクターとタペットの位置関係からスムーズに動く場所を探します。

セクターを回した再にタペットが動かない位置でシム調整

ベベルはギヤ鳴り次第であとからまた調整しようかと思います。

シム調整はこんな感じになりました。

最近はメカボはネジを締め付けた状態でも各ギヤのガタつき(遊び)は0.1以上残すようにしています。

組み込み

で、今回も性懲りもなくT238を搭載し、ブラシレスモーターのエントリーモデルでやってみます。

今回調べた再度見直した結果、前回は13:1のギヤでハイサイ使用にしてましたが、タペット形状が合ってなかったために思うように初速が出ずにバネを強くしてしまった状態で、空撃ちしたのが失敗だったと思います。

画像はT238の基板を移植したところ

今回はフルストロークの使用にします。

組込み前の準備状態ですが、Aliexpressで購入したトリガーと逆転防止ラッチのところを抑える治具を使用しました。

↓こういうやつです。2,000円くらいで入手 「snap spring tool kit」とかで探せば見つかると思います。

バネはアングスの0.9Jのもの

メカボを組付けます。

さっきの「snap spring tool kit」は便利でした!厚みがないので、ほぼメカボを閉じ切るまでサポートしてくれます。

 

 

T238 ver1.7とブラシレスモーター

18:1のギヤで、セクターカットもせずにブラシレスモーターなどの高回転モーターにするとクラッシュしてしまう可能性が高い。

今回使うのはエントリーモデルで29,500回転なので、マルイのEG30000と同等の回転です。

18:1のギヤに約30000回転のモーターを挿入すると秒間18~20発程度になることが経験上分かっており、そのぐらいであれば大丈夫かな?とは思うけど、

最初は大丈夫でもこなれてきたところでサイクルが不意に上がったり、連続で撃つとピストン、タペットの動きが渋くなって気密が取れずにすっぽ抜けて強バウンドしたり、

ゴミなどでピストンスピードが上がらないところにこなれたギヤで思いのほか回ってピスクラしてるのではないかと、、※個人の感想です。

エントリーモデルとはいえ、スタンダードの電動ガンにいれるのはちょっとリスクがある。

Cレートの低め(20C)のリポでおそるおそるサイクルを測るとこんな感じ。これはCレート50のバッテリーだと20rpsあたりでクラッシュしそう。

そこで、T238 Ver1.7のサイクルコントロール機能を使い、わざとモーターの回転数を落としてクラッシュを回避することにしました。

うまくいくかな、、

電子トリガーの設定

T238 Ver1.7の設定ではセレクターをフルオートにした状態でバッテリーを接続して3秒以内にトリガーを長引きするか、バッテリー接続状態でセレクターをセミにして10秒以上長引きするとビープ音が鳴って設定モードに入ります。

ビープ音が自動で1回→2回→3回となり、設定したい回数の場所でトリガーの長引きで設定するのですが、、、

なぜか、私の購入したT-238はなぜかビープ音の「最初の音量」が小さく、本当は3回のビープ音でなってても自分には2回しか聴こえない。「ヴ、ブー、ブー」って感じです。

7.4VのLipoは電圧が低いからスピーカーの音も小さいのかもしれないです。

11.1VのLiFeバッテリーを使用して設定すると正常にビープ音が聞こえてまともに扱うことが出来ます。

そして、11.1VのLifeだとさらにサイクルが上がってしまうため、設定中のピスクラを避けるため、モーターをEG1000へ変更して設定を開始しました。

今回設定は70%

試射

設定後、ブラシレスモーターに変更して試射します。

サイクルのレートを70%に落とすといい感じのサイクルになりました。

フルオート戦だとハイサイクルのほうが有利なんですが、指切りバースト射撃をする自分にはどうも扱いづらいと感じています。

最近はハイサイクルでの射撃に段々飽きてきて、マルイの次世代ぐらいのサイクルがちょうど扱いやすい気がします。

最後に試射の動画です。

エントリーモデルとはいえ、モーターの立ち上がりはしっかりブラシレスだな~と思います。

レスポンスは置いておき、「ウィ!」って音が聞こえないので、体感上ではレスポンスの悪さを感じませんでした。

そんな細かいことよりも、久々にG&Gのエアーブローバックの音が聞けて嬉しかったです。

 

この後、ちょっとメカボの構成を変更してます。

続く

2022年8月記録

 

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