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Z-TAC製 Comtac2レプリカ ヘッドセット 配線の交換

以前  千切れていた配線を直したZ-TAC製 Comtac2レプリカですが、

しばらく使ってると、また使えなくなりました。

Z-TAC製 Comtac2レプリカヘッドセットの配線修理

いろいろ調べた結果、配線全体にわたって内部で断線しているのがわかり、配線を全交換することにしました。

下の図のように、内部の被覆がちぎれているのが多数見つかっている。どうも被覆が固く、劣化して断線してしまうようです。

 

プラグの調達

差し込む先のプラグを準備したものの、プラグはカバーにしっかり固定できなかった。

各配線をハンダ付けで処理した後は付属の熱収縮チューブを被せて固定してからカバーを被せて固定するのだろうけど、、カバーが頼りないのでプラグのみ活用することにしました、

プラグカバーの自作

配線をどのように固定するか考えた結果、カバー自体を自作することにしました。

光造形プリンタで出力した部品がこちら

中央にある内部カバーを前後のカバーで締め付けてガッチリ固定する方式です。

断面形はこんな感じで、カバーには引っ張りやすいように窪みと後部を蛇腹状にデザインしている。

一応こちらにデータを置いておきます。

U-174u_Plug Cover.zip

 

各部品を仮止めし、内部のカバーが後部カバーに食い込むか確認。

きつ過ぎないよう、紙ヤスリで研いで調整し、ネジ山もスムーズに回るよう何度も回してすり合わせを行います。

調整後は外装塗装。

内部は塗膜で食いつきが阻害されるのと紫外線は入らないので塗装しませんでした。

 

 

配線

配線には4極の配線が必要なのでアマゾンでいろいろ探したけど、ちょうどいい太さのものはなかなか見つからない。

近しいところで「VIABLUE ヴィアブルー EPC-4 Silver ハイエンドヘッドフォンケーブル」を使用することにしました。

元々の配線より少しだけ細いです。外径は3.9mm

配線を接続します。

元々の配線がどのように接続されているかメモしときます。

先端から白、赤、黄、黒でした。

購入した配線は黄色がなく、一本灰色だったのでこれを黄色の配線の代わりとします。

 

こんな感じでハンダ付け

内部のスペースの関係で、配線はほぼ直線に並ぶので短絡しないように配線に気を遣いながらハンダ付けしました。

 

これに内部カバーを左右からはめ込んで保護します。

配線の後方からカバーを通していきます。

喰いつきは非常に強いので、シリコングリスを塗布しておきました。

ネジ山にもシリコングリスを塗布して回して締めこんでいき、抑え込まれた内部カバーが配線を固定する仕組みです。

締めこんだのがこちら。

かなりガチガチに回しておいて、喰いつかせています。わずかに継ぎ目の隙間がありますが、概ね思惑どおりに固定できました^^)

PTTスイッチに挿すとこんな感じです。

プラグのカバー自体は太くなってますが、その分掴みやすく、抜き挿ししやすいかな?

サイズ的にはPTTスイッチの差し込み口本体より大きくならないように考慮しつつ、出来るだけ強度を持たせようとした結果がこれって感じです。

 

ヘッドセットへの配線

元々ついていた配線を外していきます。

ヘッドセットの固定具を外したところ、

矢印部のくぼみに小さなマイナスドライバーを差し込んでこじると、イヤーパッドが浮いて分解できます。

内部はこんな感じでスピーカーがゴム製のハウジングに固定されている。

外部集音マイクからのスピーカーと無線用のスピーカーの2つがついてます。

矢印部はプラグからの配線です。

各接続部はピンセットで配線を引っ張りながら基板を熱しすぎないように慎重に、ハンダを融かして配線を除去。

配線止めのインシュロックを切除して本体から抜きました。

先にプラグを作成した配線を本体に通します。

配線は長めにだいたい80cm程度の長さとし、ヘッドセットへ配線していきます。

各配線を元の色(黄色はグレーへ)

内部に少し余裕を持たせてインシュロックでがっつりと固定

不要な部分を切ってイヤーパッドの邪魔にならないように回転させておきます。

スピーカーユニットを戻して

イヤーパッドをはめ込む!

無線機とつないで通信テストするとちゃんと音も入る!

配線は長めにしてヘルメットカバーの紐にひっかければいい感じに収まりそうです。

と、思いきや、、、

右側のヘッドホンから音が出ない!

無線機→左ヘッドセット→右ヘッドホンという接続になっているのですが、

左右のヘッドホンをつなぐ配線も断線している様子、、、ヘルメットカバーの内側に固定しっぱなしで引っ張ったりするわけではないので、断線したのは経年劣化じゃないかと思います。

 

右ヘッドホンの配線交換

再度ばらしていきます。

基盤をはずして左右のヘッドホンを繋ぐ部分を交換します。

で、これが6極のケーブルでした。次は6極か、、

6極ケーブルの準備

再度アマゾンにケーブルを発注スリムロボットケーブルという商品にしました。

このケーブル内部の配線はシリコン皮膜なので折り曲げには強いと思います。

ただ、6極もあるのにケーブルが細い。

元々工場のロボット用で屋外での使用は想定されておらず、強度が不安なので配線全体を熱収縮チューブで覆って強化しました。

先ほどと同じ手順で配線を取り外して、ハンダ付けします。※配線色は青→茶、紫→赤

 

他の配線を痛めないように、余裕を持たせつつ配置し、基盤を元のネジで固定しました。

固定するネジは当然のようにタッピングでした。締め込み過ぎないように注意が必要。

※画像にはないですが、配線の根元は先程と同様にインシュロックで固定する。

 

で、左右の長さを調整してヘッドホン右側へも配線していきます。

熱収縮チューブの被膜で全体を覆うことにしました。

右側のヘッドホンも分解

こうやって見ると、それぞれの配線の役割がわかります。だいたいね

左のヘッドセット同様にハンダで融かして配線を除去

新しい配線を通して、配線しました。※配線色は青→茶、紫→赤

で、配線を基板の裏側にたるみを持たせて収めて、ネジで固定し、インシュロックで配線の抜け止めを行います。

ようやく完成

で、無線機とつないで動作確認を行って完了!右側からも無事に音がでるようになりました👍

集音機能も復活してようやく使えるヘッドセットになりました。

無線機は一台しかもってないのでマイクのテストができてなかったのですが、後日サバゲーでチームの人と確認したら大丈夫でした。

よかった~^^

修理に掛かった費用はだいたい4千円くらいで、2年半使用してだいぶ傷んではいるので、修理の手間を考えると新品を買った方が楽で確実かもしれないですね。

とはいえ、使い込んだ道具を廃棄するのは寂しい、、モノは大切に!アイテムに愛着(自己満足)が沸いてこそのサバゲーかな?

以上、Z-TAC製ヘッドセットの配線修理の記録でした。

2022年8月記録

 

  

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