前回に続き、Runcam2 4K 本体を組み込んでいきます。
以前の作業と同様に、Runcam2本体基板を分解して準備を進めます。
本体の分解は以前の記事を参照
分解 PEQ2型ガンカメラの製作⑤組込前の確認とRuncam2 4K分解 – DAG Kfz222 (dasreich.myqnapcloud.com)
配線加工
以前の記事と同様に、今回は青と白の配線を使用 白が電源+メインスイッチで、青がWifi接続用スイッチ
内部フレームに収めます。
今回使用する電源基板
※出力が9Vになってますが、後に5Vへ変更しました。別に9Vでも良いけどね。
何度もやってると慣れてくる。
配線の取り回しは1号機と異なり上部の電源線は基板側から配置しました。
フレーム組付け
フレームは上下かみ合わせ部を改良する為、前回から再度出力しています。
配線のふくらみ等でフレームが開かないように考慮しネジ穴の追加し、ズレ防止のリブを追加してます。
1号機は配線経路がごちゃっとしてたので、中央のタクトボタンの配線は互い違いに足を切って干渉しづらいように改良
内部の配線ボックスを取付
センサー組付け
加工したRuncam2のセンサー
この加工が一番怖い。
フレームをかみ合わせた後、センサーケーブルを取り出し、センサーホルダーへ収めているところ。
配線が千切れないようにゆっくり、慎重にはめ込みます。
PEQ15の時と違って、スライダーにも合わせて取付ないといけないので緊張します。
無事取付できました。回転させて配線の具合を確認しています。
合わせ目と配線の収まりを良くするため、センサーは形状を一部改修しています。
スムーズに回転でき、且つセンサーケーブルのねじれを最小限に抑えるのを模索した結果、結構左右非対称のセンサーカバーになってます。
この辺は後にリファインしたPEQ15型ガンカメラにもフィードバック^^)
組込みにストレスがかかってないのを確認してネジ止め
Runcam2を分解した際に出るネジを使用
内部ユニットはほぼ完成し、回転がスムーズか確認。
センサーにホコリが入らないよう、Runcam2の元のレンズを蓋替わりに使用
メインスイッチのボタンを取付て、テスト。
後部のセレクターを回してぼたんがちゃんと効いているか確認
フレームにM4のナットをはめ込み。サイズはピッタリにして抜けることはないようにし、ラジオペンチで圧入
後部カバー組付け
カバーの組付けに大きな変化は無し。サイズ感をリファインしてるので組付けがスムーズに
配線が取り回しやすいようにサイズを修正
配線ルートをギリギリまで詰めました。
配線保護カバーをはめ込んで配線を保護
外装の後部カバーにグリグリとはめ込んでいきます。
これで内部ユニットは完成(∩´∀`)∩
拡張バッテリーをはめ込んで動作確認をします。
拡張バッテリーの方向は本体の表記通りで満足。
本体組み込み
はめ込んだら、後部から引っ張ってスルリと抜けるか確認
ダイヤル位置は5に合わせてセレクターの取付を行う。
セレクターSWの配線関係は下記の通り
スイッチの向きを「5」の状態にしてセレクターを挿し込む
セレクターをはめるとこんな感じ。
セレクターの配置はこうなる。
ただ、初期位置だと抜けるので通常は2番目の状態で操作する。
後、拡張電源は電力が強すぎて、内部バッテリーを傷めやすいので、基本は内部バッテリーを使い、たまに充電する程度にしておいたほうが良い。
尚、リセットしたいときはセレクターを抜いて、マイナスドライバーで6の位置に移動させてボタンを押すと、メイン+Wifi両押しで強制終了リセットが可能
本体のガタつきが無い状態でマウントとフレーム固定用のネジを仮止め
バッテリーボックス内に指を突っ込んでスライダーを押し込んで
レンズバレルを取付
しっかり中心は出ている様子だったので、さっきのマウントのネジを本締めしました。
レンズを取り付けてイモネジで固定
レンズカバーをつける。
後部のカバーも取り付けて完成!
うむ!ここまでくると、グッと完成度が高まったな~^^)出来上がったときは感無量でした。
後はレンズ合わせすればOK(∩´∀`)∩
この2号機は白金ベースチャンネルさんで使ってもらうことになりました。
以上 2021年8月記録
シールの作成等をしたのでまた記録します。