360のレストアは停止中
相変わらずいろいろ技術的なことを試している最中で、その最たるものが溶接です。
なかなか0.6〜0.8mmの薄板に適した溶接方法を習得出来ず、アルゴン溶接に挑戦できたらなぁと考えていましたが、TIGなどでも難しいんじゃないかな?っと
設備も腕も知恵もない場合、現状のままどっかで妥協して進めないといけないはずが、素人個人なりにいろいろ試してみるのも楽しくて、また溶接機を買ってしまいました。
一時期は速度電流、電圧を調整できる、上位機種をネットで探してましたが、安定して低電流を流せるかが大事なようでなかなかの踏み切れず。
今回、人気がある(と思っている)スズキッドBuddyを購入しました。
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購入した目的
目的は電圧と電流が別個に調整できることとインバータ式というのが魅力的でした。
以前、ArcuryLunaⅡに昇圧機(非推奨)をつかって、無理矢理電圧を上げて使用した際、溶接個所の広がりが良いという経験から、電圧調整ができるのは嬉しいなぁと。
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ただ、昇圧機(125V)をかますと、どうも動作が安定しませんでした。
最初は安定するが、徐々に広がりが悪くダマになる。昇圧機は元々降圧時の補助電源の使用が本来の目的で、溶接すると電圧効果が起こり、昇圧が安定しないんだろうと推測しています。
一発目はガツっと昇圧機の効果が効いて広がっても、2~3発目後から瞬発力がガクっと落ちるイメージで、同じように溶接してても最初は平らで後からダマになりやすく、作業しづらかったです。
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これはもう無理だな、、と思い、以前修復?したフロントフェンダーはほったらかしに、、、。あれからもう、1年経つんだね、、。
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塗装してなんとか!と思ったけどきっちり巣穴が出来てます😢
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そんな困難に負けて、2019年からサバゲー動画にハマったのもあり、レストアをサボってます。
ワイヤ取付
早速ワイヤを取付。YouTubeの動画を参考に取付ました。マッハさんのがおすすめ。
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仕様するのは0.8mm径のノンガスワイヤです。
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ワイヤが広がらないように抑えつつ先端が収まっている場所を解放
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こんな感じ
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そのままスピンドルに装着
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送りローラーとガイドまで押し込んで
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ガイドローラーを押し付けてロックしてからワイヤが抑えられているのを確認してから手を離す。
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先端のノズルカバーを外した状態でワイヤーを送ります。
溶接練習
溶接を練習します。
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電源は後部 表記の通り、インバーターで安定して30Aまで絞れるのが嬉しい。
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極細(というかノンガスなのでカバーが無いだけ)ノズルはコンタクトチップがむき出しなのでスパブロックをしっかりつけておきます。
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薄板0.8tに対する推奨電圧電流(各目盛4以下)に設定
溶接時間の違いはこんな感じ。すべて個人の感覚です。
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裏返すとこんな感じ「ジジ!」という感じがいい感じでした。
溶接時間の違いは計測できない感覚てきなものです。
電動ガンで安定した指切りバーストをする感覚に似てる?違うけど、まぁそんな感じです。
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いろいろと角度を変えてやってみる。
立たせ過ぎるとクレーターが出来、寝かせるとモッサリ饅頭のような感じ。端の方は穴が空きやすい。
どれも熱の逃げ場があるかないかといったところですかね。
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練習すれば十分な溶け込みとお好きな饅頭溶接が可能です。自分の理想はどら焼きみたいな奴だけど無理
ちなみに自分の腕では点付け断続も3~4回が限度で、3回目くらいから溶接ワイヤが熱くなって先端にダマができ、冷やしながら(歪みが少なくなる)の休止。
再度溶接開始時はニッパで先端を切ってます。
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思い切って電圧は推奨値内マックスで電流を最低にしてみました。
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寝かせて眺めに「ジジジジ!」とやったら穴が空かない!これは使いやすい!と思ったが、、、
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薄板溶接にはそんな都合の良いのは無い。裏側に全く溶け込んでいない溶接不良、、。一発目の「ジ」にあとから溶接ワイヤーが供給されただけかな?
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結局。電圧2~3目盛、板の状態(中央か端部か点付そばか)によって、電流Aを変えるという状態に、、、電圧高めだとアークストライクのクレータになることも、、、
結局ルナⅡ(昇圧なし)と対して変わらないのでは?と一瞬思ったが、スパッタの量はBuudyのほうが少ないし、電圧高めにすれば広がりも良いし、仕上がりも安定!
安定性はバツグンでした。やはり、インバーターって良いですね~!
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いろいろ考えながらやって自分のクセや感覚に合わせて調節できるって面白いです^^)溶接最高!
とはいえ、こんな感じの同じような溶接に仕上げるのはやっぱり集中力が必要です。頭が痛い。
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以上、レストアしてないガレージレポートでした。
0.6mmのワイヤを試す
後日、0.6mmの溶接ワイヤがあるのを知り、amazonで購入 ArcuryLunaⅡに装着して試してみました。
単純に0.6mmはどんなものか知りたくて^^)
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Luna2のサイドカバーを外します。
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ワイヤーの送りローラーを上下さかさまにして0.6mmに変更
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バラけ内容に手で押さえながら、送り込み。
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社外製のワイヤですが、しっかりはまっている様子。
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ロックして準備完了
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コンタクトチップも新品に交換しておく。
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テストしてみました。
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いろんな角度からやってみましたが、穴が空きにくい感じですね。ただ、アークストライクによるクレーターが多い感じです。
あと、ススとスパッタが多いのが難点でしょうか?
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裏側への入熱は良い感じです。、細い分電流が低く、電圧が相対的に高くなっているのか?広がりもまあ良い感じです。
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でもね、腕の問題もあって、なかなかきれいに溶接できませんでした。とにかく黒い!
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以上、溶接レポートでした。 2020年9月記録