以前、ブーニーハットにヘッドカメラをつけたことがありましたが、それから何台かカメラを買って、今はOsmoActionを使用するようになりました。
当時のカメラは皮のケースで取付できたが、OsmoActionだと若干重く、同じようなつけ方はできそうにない。
普通のGopro互換のマウントのついたヘッドバンドだと、十字になって目立つことと、マウントでカメラ位置が高くなってしまう。
出来るだけ低く取り付ける為、専用マウントを作成しました。
ケースの作製
OsmoAction のサイズを測り、Fusion360でケースを設計して3Dプリンタで出力
頭の曲線に合わせて半径17~18cm程度のお椀のような形状のベースにカメラの枠を合体させた形状です。
サイズを調整して作っていきます。ボタンとマイクの配置確認に手間取った。
積層方向の強度を見てはなんどか出力
曲面部分の積層にたいして強度足りないかな?と思っていたけど、厚みを2mmにしたらなかなかの強度でした。
削って整えたのがこれ
サイドにマグネット式充電ケーブルを装備出来るようにしました。
内部の積層部にリブを追加して強度を少し強化させてほぼ設計完了。
印刷設定を見直しながら完成版を出力。
温度は高めで260℃で出力しました。
アセトンを染みこませて強度アップし、表面を削って整える。
両側に2か所穴を空けてパラコードを通し、額当てっぽく固定したい。
曲面のフイット感はこんな感じ。
M1ヘルメットに取付てみると、案外しっくり収まるかな?
インディのダークアース色で塗装
本体操作用のゴムパーツも作成してメタルロックで固定
取り付けるとこんな感じ。うーん前後に長いな~。
モバイルバッテリーのケース作製
モバイルバッテリーをマスキングしてタンカラーで塗装
こんな感じで後頭部につけることにしました。
これ、一発で作製したものの、
すぐに積層方向に割れていましました。
厚みがあっても積層方向次第ですぐに破れますね。
不本意ながら、パーツを分割することに、、、
ここまでは十分な強度
ロック用のフックを取りつけ
3つのパーツで構成することにしました。
もうちょっとスマートな形にしたかったな~(^_^;)
取付方法
パラコードをそれぞれの両側の穴に通します。
こんな感じで固定します。
後頭部に合わせて縛るとがっしり固定される?
後部へモバイルバッテリーを着けることで、前後のバランスが良くなり、カメラもずれなくなりました。
実用に耐えそうなものを作ってはみたものの、もうちょっとスマートさが欲しいなぁ~^^)
以上 多分続く