前回はギヤその他の部品を交換し、とりあえずメカボをハイサイクルのセッティングにしたところ
今回はマガジンとチャンバー側を弄ります。
マガジンがまともに入らないので、どうにかしたい。
ARESのM110でもあったけどマグウエルの中心にチャンバーがないのが原因
安いやや細めのマガジンを使っているのもあり、マグウエル内でマガジンが暴れてしまう。
マグキャッチも削ってみたけどうまくいかない。※この後別途マグキャッチを購入し直しました。
マガジン用ガイド作製
ということで、ガタつきを抑えるためにスペーサー兼ガイドを作製することにした。
設計はこんな感じ
メカボとロアレシーバ内のスペースを採寸してサイズを割り出して、何度か出力して調整しました。
3DプリンタでABSにて出力しました。薄い場所(0.6mm)があって、なかなか出力が難しかった。
これをロアレシーバーに差し込みます。
ロアレシーバの段差に引っかかって下に落ちないようにしています。
メカボを取り付ける際は先に入れてしまうとメカボの遊びが無くなるので、メカボをロアに通した後、メカボを固定する前に通します。
メカボを固定すると、メカボがスペーサーを挟み込まれてスペーサーはガッチリと固定される。
これでマガジンとメカボが一直線になった^^)
取付してすり合わせ
取付時にダミーボルトカバーがアッパー側のガイド(透明部分)と干渉するようになったので、ガイドの端部を削りました。
マガジンを挿してみます。
カシャットはまって左右のガタはない感じ
だが、マグキャッチのかかりがゆるゆるに!
先に削ったのがまずかった(^_^;)
新品を購入して交換したらちゃんと固定されるようになりました。
さらにかっちりさせる為、マグウエル内に薄いABS板を取付し、マグキャッチのかかりを修正しました。
これでマガジンは「カチャッ」ときれいにハマるようになった。ふう~^^)
チャンバー用スペーサーの製作
同時にチャンバーもしっかり固定したい。
今回はチャンバーが斜めに向かないようにするため、こんなスペーサーを作製しました。
チャンバーをアッパーレシーバに差仕込む際に装着し、アッパーとロアのつなぎ目ギリギリのサイズにしてます。
このままサバゲーに一度投入しましたが、弾道が若干斜めになってた、、、
片持ちだとどうも安定しないっぽい。
再設計
アッパーレシーバとチャンバーの隙間を埋めるように採寸して設計
3DプリンタからABSで出力したのがこれAce1Armsのチャンバー周囲をこれで囲って固定します。
かなりタイトな設計になっていて、取付は難儀します。
まずアッパー下側からはめ込んで
前方へスライドさせます!
この時点で結構ガチガチです。この時点で中心があっているか、良く確認しておく必要があります。
アウターバレル内を綺麗にしてチャンバーを挿入する。
とこんな感じで隙間をほとんどなくしました^^)
あとはインナーバレルにテープ貼ってバレルのブレを減らせばいい感じかも
ロアーを組み込んで、マグウエル側から見るとこんな感じになりました。
スペーサーを入れたため、ほとんど隙間が無く、ごみが入りにくくなった。特にBB弾が入り込む余地がないのが嬉しい。
そしてチャンバーはマガジン用スペーサーと挟まれて前後位置が固定されることになったので弾道も安定しそう^^)
ダミーボルトカバーからのぞいたのがこれ、一応HOPの文字を刻印してますが、矢印↓がかくれて不鮮明だな~
この外周をアッパーギリギリまでサイズを詰めたので、ダミーボルトカバーの収まりも良くなり、スムーズに前後できるようになりました。
チャンバーを固定したことで、どうにか初速がよくなった。バネはマルイ標準で0.2gで86m/sならま~期待通りかな?
安い中華銃も自己満足で品質アップしていくのは楽しい。
大きなゴミとかも入りにくくなるしね!
おまけ
Shapewaysへデータをアップロードしました。
ダウンロードできるようにしているので、3Dプリンタを利用されている方は良かったらダウンロードしてみてください^^)
素材はABSで出力は0.2ピッチで幅0.3ノズル温度は250度ベッド温度は110度で、ブリムとサポートを使用して出力できるかと思います。
マガジンのガイド
チャンバーホルダー
使用しているチャンバーとマガジンはこのタイプです。
以上 2021年9月記録