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DOUBLE BELL TTI AR-15の改修④T238 MOSFET内蔵スイッチユニット取付と初速調整

前回までは本体の出来の悪い場所を修正したり、マグウエルとチャンバーを固定するパーツを作ったりと、面倒臭いことをやってました。

DOUBLE BELL TTI AR-15の改修③マガジンガイドとチャンバー用スペーサーの作製

今回はアクティブブレーキ付きのFETを試してみたくなったので、初速調整も合わせて行っていきます。

ここから初速や弾道を詰めていき、サバゲーで気持ちよく撃ちたい。

 

T238 MOSFET内蔵スイッチユニット

T238という海外メーカーは電子トリガーなども扱ってますが、この辺にあまり金掛けたくないw

とはいえ、アクティブブレーキ機能はカットオフタイミングを調整すればセミでほぼ同じ位置に停止してくれるので、

Lipoバッテリー使用時の配線交換によるオーバーラン防止や、セミ戦の弾切れ時に初弾発射が可能な位置に持っていきやすい。

アマゾンで3,000円ほどで購入しました。安い(⌒∇⌒)

日本から発送されるためか、日本語説明書がついてました^^)

早速メカボをばらして組付けていきます。

仮組

配線をハンダづけする前に取付がきつくないか確認する為、仮組します。

カットオフレバーとスイッチの干渉具合も確認してスムーズに動くのを確認

トリガーと基板が干渉していたので、トリガーの角を少し削りました。

配線

仮組であたりが着いたので配線していきます。配線はジュンフロン1.25sqを使用

FETへの信号用の線が赤い線です。

ストックパイプ内にバッテリーを収めるので、後方配線になります。

ベベルギアの下側を通る配線に熱収縮チューブでカバーをして、保護する。

トリガーと干渉しないように注意して配線していきます。

こんな感じで、プラスの線を被せて、後方で熱収縮チューブでまとめました。

ピストンの変更

前回にも気づいていたが、初速が低すぎた原因はピストンかな?と思い。念のため、ピストンヘッドの大きさをマルイと比較する。

ZCレオパルドは22.8mm

マルイ純正のハイサイクルピストンの直径は23.4mm こっちのほうが気密がしっかり取れそう。

マルイのハイサイクルピストンにGAWのフロスOリングを取り付けて再調整することにしました。

ハイサイクル用のピストンはそのままバネの交換できるので便利 ※使用するバネは要注意

組込み

ストック内に収めるバッテリーの使用をあらかじめ決めておき、それに合わせて配線の長さを決めておく必要があります。

自分は元々ついていた配線を参考に長さを決めました。元々ついている配線は長さを現物合わせする為に使用しているようなもんです。

バッテリーとのコネクタはXT30を使用し、内部を少し広げたファストン端子へ板ヒューズをはめ、出来るだけスペースが少なくすむようにしています。

モーター側の端子もファストン端子にして、極性がわかるようにプラス(赤)、マイナス(黒)の熱収縮チューブを使用。

メカボ側のセッティングの変更

元々ついていたシリンダーにバリがあり、若干歪んでいたのと今回ワイドボアバレルにしたのでエア流量をちょっと多めにする為交換した。

穴が4つのタイプで、できれば穴一つでメカボ側に穴を向けたかったけどちょうどいい長さのが4つ穴しかなかったので、ま、これはこれでピストンリングの変形しにくいのでまあ良いかと。

シム調整は前回やってたのでそれを踏襲し、ギヤは一旦洗い、潤滑はすべてGグリースを使用することにしました。

ハイサイ仕様なのでサラットしたグリスでギヤの回転抵抗を少なくし、レスポンス重視の設定です。

スパーギヤの上面に塗らないように注意して塗り込みました。

バネの選定

今回バネの選定を行うため、比較した。

最初にAirsoft97のM110相当のバネを使用して組んだのですが、発射音がすごく大きい「ヴィパン!」

発射音が大きいのはスプリングの強く気密がしっかりとれていると大きくなりがち

初速を測ると良く行くフィールドのレギュレーション0.9Jを超えてしまう数値に、、、(^_^;)変動するとやばい

0.25gバイオ弾ホップちょいかけ

GAWのフロスOリングとGグリースの組み合わせだとシリンダーとの当たりが出始めると概ね初速が1~2アップするので、

安全の為、当たりがでる前提で、、、0.2gなら95m/s、0.2gなら85m/s以下に収める必要があるので初速調整の目標値は93~90m/s、83~80m/sとしたい。

バネを弱くすることに決定したが、バネがピストンの内側に引っかかるような動きが、、

そういえばマルイのピストンは内部が若干狭く、良く擦れていたな~。

市販のバネでメーカーによる形状の違いを比較する。

比較項目はバネの線径と外径

  1. マルイ ハイサイクル純正用のスプリング
  2. アングス ハイサイクル用スプリングL
  3. Airsoft97  M95

1.マルイハイサイクル用

バネ不等ピッチスプリングで巻き数が多い。

バネの線径は1.38

外径は14.01mm

全体的に海外製カスタム用のスプリングに比べ柔く、しなやかで、巻き数が多い。

可能な限り作動時のフリクションをできるだけ落としている印象がある。

2.アングスのハイサイ用スプリングL

線径は1.39mmでマルイとほぼ一緒

外径は14.12mmでわずかにマルイより大きい。全体の長さはマルイより一巻多い程度。

線径、外径、全体の長さはマルイのスプリングをほんの少しだけ大きくしたような印象

3.Airsoft97  M95

印象としてしなやかな感じ

線径は約1.3mm 細い そして長い。

外径は14.14mm

形状から、Airsoft97は一番外径が大きく、線径が細く、全体が長く、そして外側に擦れた後が多数あった。

マルイのピストンを使ってるときに良く感じたのが、マルイの純正ピストンは内側に若干のテーパーが掛かっていて、奥に行くほど狭くなっている。

なので、バネが圧縮されたときにピストン内への干渉が激しい。

また、マルイのピストンは中に長さ9mmの錘(おもり)が入っており、マルイのスプリングは自由長がやや短めになっている。

アングスのスプリングはやや長いという程度で、ちょうど良い。

なので、今回はマルイ純正のハイサイクルピストンに合わせてアングスのスプリングを使うことにした。

調整

で、アングスHC用Lなのだけど、実は推奨のバレル長は240mm以上でして、初速はこんな感じになりました。

ちなみにサイクルは26rps前後

 

思い切ってアングスのハイサイクル用SS(150mm以下用)にしてみました。一気にサイクルが24程度まで下がった。

初速オーバーになるかも、やっぱり適正なのは表記通りS(155~230mm)が良さげ

この後、S(155~230mm)へ変更すると、だいたい92m/sまで上がったので、スプリングガイド側で調整

で、その後、徐々に初速が上がってきて、スプリングガイドからかさましを減らしつつ、最大94m/s当たりで安定しました^^)

後、気密もだんだん取れてきたのか、使い込むうちに発砲音がだんだん大きくなってきた。

うむ、ピストンに変な負担もかけてないし、アングスのスプリングはマルイピストンにお薦め。

とりあえずハイサイでばらまくにはもってこいなサイズ感でサバゲーが楽しみです。

以上 続くかも 2021年9月記録

  

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