コロナの影響でサバゲーしないでメンテばかりしてましたが、やっぱり新しい銃が欲しい。
サバゲーに行くとあーでもないこうでもないと、ないものねだりにガンカメラを軍拡し、
行かないとムズムズして銃本体を軍拡したくなるんす。
刺激的でゴッツイ長物が欲しいよ!ってことでM110買いました。
M110のことはSR25系列ということ以外よく知らなかったし、純粋にSR25のほうがすっきりしていてよいかな?と思っていたが、
この写真見てかっこいい!と思ってM110を買うことに、、、。やっぱミリタリーな装備が好きっすね。
米陸軍に制式採用されているM110は元からタンカラーらしいけど黒しかなかった。
2018年に再販されてから時間が経ってるからかな?つうことで、ARESのM110EFCSバージョンを購入しました。
重量は3.4kgほどで思ったより重くない。M16を若干重くした感じでバランスはほぼ同じ。
スコープとPEQ-15ガンカメラつけてもりっとしたところ、スコープ(SUREHIT 1422IR HIDE7 CQB)載せると重い、、。
でも、ハンドガードの剛性がガチガチなのでM14に比べても安心感がある。
付属品は豪華で、レプリカのスコープマウントがついている。
「FOWARD」の文字が良い感じ。
他、レイルカバーとかQDスリングスイベルとかもついていて、、、いいなぁ、、と思ってたが、
アッパーレシーバーとハンドガードのレイル上面の高さがずれている!そういう仕様なのか?違うよねきっと。
ハンドガードにまたいでスコープマウントを取り付けると斜めになってしまうという、、、なんか嫌な予感がしてきた。
気を取り直して(´・ω・`)、EFCSをスパスパっと堪能すべく、試し撃ちしよう!
音は 「ギャ!パ!」て感じでした。
初速はジュール表示小数点3桁まであって良かったねwという、、、。
くそったれ! 箱には85~90ぐらいの数値が並んでたはずだが、、
分解
どうせ、中身は弄るんだから中華でいいやぁと購入したものの、、返品って気持ちが久々に沸き起こったが、
中華につき動作のみ保障、、、動作をするからw返品不可っすね。
さっそく分解を始める。
ロワー前方のピン1本を抜くとアッパーが前方に抜けます。
バラすとインナーバレルの外側に傷が多数。
アウターバレルの中に切紛らしきものが多数、、。うーむ、どういう環境で作ってんだよ!工場でもそりゃーねーよ。
アッパーレシーバー
先ほどの段差は解消できるのか? できずに今回は諦めました。
とりあえず途中の分解まで。フラッシュハイダーを取り外し。イモネジとゴムでの固定。特に工夫などない。
ガスブロックは3本のピンを抜いて
下面のイモネジを緩めれば前方に抜ける
ハンドガードから固定されているM5のネジを抜くとハンドガードがガタつくが、抜けない。
専用工具がいるようですね、、、。ここで諦めた。いつか作ればいんだろうけど面倒臭い。
できたのはここまで、元に戻しました。わかったのは下面のハンドガードが外すことができ、加工すればグレネードランチャーが取付できそう?
くらいかな?つけないけど
ストックの取り外し
ストックはネジを外すとストックパッドと一緒にガイドが抜けます。
バッテリーはラージバッテリーは入らず、ギリギリミニSタイプのLipoが入ります。
ストック後端上部のネジを緩めるとストックは後方に抜ける。この辺はM16と一緒
ネジが長いな~。ネジはしっかり止めていたようだけど、若干根元にガタつきがありました。
配線は最初から銀コードらしきよさげなコードがついてました。これはこのまま使おう。
ストック下部の配線スペースはミニサイズのタミヤコネクタがギリギリ通るサイズ。後でXT30へ変更しました。
グリップ周り
グリップは当然太く、テーパーラインが目立つ、ま^^)このぐらいはOK。太いほうが個人的には握りやすい。
もうちょっと素材が良い感じだったらな~。なんつうか、光の加減でケバ立って見える。
グリップエンドには大径のモーター位置調整ネジがついている。これは良い。スリットはついてるが、内部に貫通はしておらず、放熱の意味はほとんどない。
グリップエンドを外したところ、中華の黒ネジで、柔め。ナメやすいので取り扱い注意。
磁力強めのモーターがついてました。ピニオンは角を若干丸めている強化タイプで溝は浅い。
グリップの固定は4本ネジ止めタイプ
ロアレシーバ周り
メカボ固定用のピン(画像右側)を抜き、セレクター周辺を分解。ネジが六角なのでナメにくくて良い。
仕組みは普通です。
本来、M110はセミオート専用で、SAFEとFIRE(セミオート)しかないが、電動ガンらしくフルオート可能なように、セレクターに切り欠きがあり、ストッパーを通り越せるようになっている。
アンビ仕様になっており、右側も同じく外す。画像はないが、先ほどのくぼみはない。ストイックにセミ縛りにしたかったら左右を入れ替えればおk
マガジンリリースボタンも六角ネジで取り外ししやすい。
左側のボルトリリースボタンは軸がイモネジで固定されている。
緩めれば軸となっているピンが抜け、取り外し可能。
内部には小さなバネが挿入されているので、失くさないように注意。
細い六角レンチ等でバネを突っ込んでガイドしながら抜き出す。
無事に取れた^^)
これでロアレシーバからメカボが分離可能
意外とメンテナンス性は良い感じでした。
メカボの分解
EFCSモデルとあって、トリガー部分に基板が搭載されている。
青いEFCSのカバーから伸びているアームが磁力センサーになっており、セクターギヤの位置を検出して制御している。
反対側にFETと制御基板が並んでいる。
配線は外部に引きまわすようになっており、これもまたメンテナンスしやすそう。
下の画像はセレクターがセイフティーの状態になっているが、セレクターにテンションがかかりっぱなしなのでちょっとしたはずみでSAFEが解除されてしまう危険な作り。
アンビ仕様のギヤを分解
ギヤを抜いたところ。
封印シールは無視して分解開始。
スイッチは小さいマイクロスイッチで、クリック感のみのトリガーフィーリング
反対側の基板も外す。
絶縁のガスケットがボロボロと剥がれ落ちた。
こういうのがあるから封印シールを貼ってんだろうけどね。
ガスケットはゴミ箱へ、、。絶縁シールでも貼っておけばよいかと。
セレクターを検知するセンター側は弱そうなので間違って折り曲げないように慎重に扱おう。
簡易的に紙で包んで保護して袋へ保管
ようやく内部が分解できる。
後端のカバー外せばスプリングは交換可能。EFCSモデルなので、緊張しながら分解したが、メンテナンス性の良いメカボ!
弄り甲斐のあるメカボだなぁ^^)
バネ。少し曲がっている。
中はこんな感じ、、、ピストン周りがベトベトです。
セクターチップの脇についているのが位置検知用の磁石
手持ちの100円ショップのネオジム磁石とほぼ同じ磁力だったので、おそらくネオジム磁石だろう。
ピストンは後方吸気タイプがついていた。
物は良いものを使っているとは思うが、、、、グリスベッタリやし。
初速が出ない原因はピストンそのものだった。Oリングがグリスで縮んでしまっているようで、、気密ゼロでしたw
買ってみた思ったこと
見た目は良い!長い銃は格好いいし、前後バランスもM16同等で扱いやすそうだし、4面レールも便利&ワイルドでグッド!
ストックは若干ガタついたが、ハンドガードの剛性は素晴らしい。
そして、6万を超えるモデルなだけあって、内部の仕様も良い、、、。
ギヤは強化型だし、ピストンヘッドも後方吸気で材質も悪くなさそう。
専用のメカボで配線が外部式で取り回ししやすく、メンテナンスしやすそう。
ただねぇ、グリスが悪いよね。変なのを使って、ゴムを劣化させてるだろ絶対。
そして、ギヤが超うるさい!「ギャ!パン」って感じで内部の組み込みの品質はクソでした!
要するに地雷だったんだ。
ギヤ鳴りとスカスカのメカボ↓
疲れたっす。2020年6月記録
続く↓