先日作成した FOXEER Legend2ベースのガンカメラをもっと自由に取り付けたいと思い、ステーを作った。
材料は3mm厚のアルミ板です。
切り出し
サイズをイメージして決定します。
金属用の鋸でギコギコと切る。なかなかスムーズには切れない。
だいたい切り出したところ
バリ取りをする。
マウント側の加工
取付基部のマウント部品へM3ネジを切ることにした。穴位置を決めて印をつける。
まず、2.5mmの下穴を空ける。
タップを切る。アルミダイキャストは加工が楽でよい。
ステー側の加工
穴位置を合わせて3mm径のドリルで穴を空けた。バリはカッターで削れる。
マウントへ取付したところ
カメラネジを通すための穴を6mm径で空ける。
カメラネジを取付したところ。6mm径でちょうどネジ山が当たるのでグリグリと回しながら無理やりねじ込むとちょうどよい。
エアガン本体へ取付して確認
ネジの根元が遊びになっており、ネジがステーから抜けずに脱落防止になっている。たまたまだけど。
早速つけてみた。中心からずらして、レンズの視線がフロントサイトに被らず、あまり外側に出ない位置になったかな?
後ろから見たところ、収まりは悪くない。ただ、ドットサイトの右下に本体の角が一部見える。
ステーをL型にしているのはマウント取付部分のネジをレンチで回せるよう、カメラネジが邪魔にならないのを考慮している。カメラネジの周囲の部品とのクリアランスは十分な様子。
スコープ利用時の取付穴を追加
スコープを利用する際はスコープ前方がガンカメラと干渉するため、外側にずらして取付する。
スコープ利用時に取付した状態。
M4に取付した状態。そんなに出っ張ってないので邪魔にはならない。重量バランスも分散されて良い感じかと。
本体上部から見たところ。ガンカメラ本体とスコープがギリギリ当たらない位置になっている。スコープと干渉しないよう、レンズカバーをHAKUBAの25mmレンズガードへ変更した。
感想
ネジ穴を増やした状態で完成した。
利用によっては取付位置が変えられるので便利。ただ、スコープ利用時は基本スナイパーとしての射撃になるだろうから、着弾点や射線の確認という意味においてはスコープと同軸線上に配置したほうが確認がしやすいだろう。
なのでオフセットした位置はあくまでダットサイト等の近~中距離での利用を想定しているのでスコープ利用時は上部に載せることが多くなると思う。
仕上がりは手作り感満載。3mm厚のアルミ板であれば強度は十分そう。落としたり体重を掛けたりしない限りは曲がりそうにない。今後作る予定はないが、自撮り用のステーなんかも作れそう。
以上