レジン漏れ
昨年から使い始めた光造形方式の3Dプリンタ Photon Mono 2Kの液晶パネルを交換しました。
何度も印刷する中で、FEPフィルムに穴が空き、レジンが液晶面に漏れてしまった(^_^;)
表面についたレジンをアルコールで溶かせば~などと気楽に考えていたが、すでに硬化しており、はがれない。
ここあでアセトンを使用して大失敗表面のコーティングが溶けて剥がれてしまい、全体が曇ってしまった。
ネットで調べると、FEPフィルムからの剥離が徐々に悪くなり、はがれる音が盛大にも関わらずに使うと変形から破損して穴が空き、レジンが漏れてしまうとのこと。
また、液晶パネルはだいたい2000時間が寿命だとのことだった。2000時間も使ってない中でFEPフィルムの交換を怠ってしまったため、このような参事となりました。
液晶パネルの交換
AnyCubicのサイトで液晶パネルを購入(1万くらいでした)して交換に挑戦してみる。
まずは裏ブタを外して内部の配線を外して確認しながら作業
下側は紫外線を照射するユニットになっていた。ここにレジンが落ちていないか確認したが、大丈夫そうだった^^)
液晶パネルが接続されている場所を確認。
どうやってロックを外すのかよく分からなかったが、ロック機構は無く、引っ張るとそのまま外れました。
取り付ける時は押し込めば良い様子。
表から液晶パネルを外した状態です。ここのガラスも大丈夫でした。良かった。
新しい液晶パネルを置いて、
周囲を付属のテープで固定します。
こんな感じ
スミのほうにしわが出来てしまった。そんなに影響は無いらしいです。
裏返して先ほどの液晶パネルからの配線を接続!
起動するかテスト
ちゃんと照射されるかテスト どうやらうまくいったみたい。
そして今後、多少のレジン漏れが発生しても大丈夫なようにカバーフィルムを貼り付けます。
説明書どおりの向きで貼り付け
ヘラなので気泡を抜いておきます。
FEPフィルムを貼替えました。
このレジンバットは社外品で、金属製でガッチリしてます。
収まりました。普通に戻った。
今回保護フィルムを入れてるのでその分の高さ調節をおこなって完了
洗浄機もメンテしました。アルコールを捨てて内部のレジン残留物を除去
しばらく乾燥させてたらかき混ぜようの羽根のベアリングがサビ錆になってました(^_^;)
なぜベアリングが一つ多めに付属していたのかが分かりました。基本乾燥よりもつけて置いたままのほうがよさそうです。
やっぱり結構手間がかかるな~