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40mm グレネードケースの作成

ベトナム戦争時のグレネード バンダリアに使われているケースを作って欲しいと依頼を受け、作ってみました。

当初は目立たないのでFDMの3Dプリンタでつくろうかと思いましたが、光造形プリンタで出したら強度はどうだろう?と思い、

フレキシブルレジンを多めに出力してみました。

上が放出品の実物で下が3Dプリンタで出力したもの。

 

そもそもなんでこれが必要なのかというと、左上の図にあるように(当時は短めのカップ)バンダリアの袋の中に仕切りが無く、中に入れるとグレネードが転がってしまう為。

肩から斜めがけしているのがバンダリア(Bandoleer)です。

内部にテーパーがほぼ無いし、単純な形状なので設計は楽。

ナム装備につかうといってもケースは長めのものにしました。

放出品の空薬きょうには当然弾頭がついてないし、ダミーの弾頭をつけるのはちょっと誤解を生むかもしれないので空薬きょうを使えるように長いので作製。

 

内部にはグレネードを取り出しやすいように段差をつけて作成

使用済みのグレネードを収めた場合、リムがケースから若干浮くので取り出しやすくなってます。(見た目の装備なので取り出す必要はないが)

 

いちおう刻印?も再現してみました。

2セット出力したところ。

黄ばんだ色になってるのは残念なポイントです。

出力直後はブヨブヨですが、日に当てると徐々に固くなっていきます。

踏んづけると割れると思いますが、ちょっとぶつけたくらいでは割れそうにない感じでした。

ここまで作り込む必要はなかったかな?と思いましたが、まあいいかと。

ゆるナムで他のグッズと合わせて渡してきました^^)

2022年7月記録

使用したレジン
 

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