Mk22mod0は固定ホップとなっており、ホップが強めで30mあたりが狙いづらい。
宮川ゴムのZERO.2 シリコン製 硬度40を使用すると、ちょうどよくなったりするが、個体差や組込のばらつきで思い通りの弾道とはならない。
↓がチャンバー外観と固定ホップの構造


設計
チャンバー断面図は下図のようになっており、赤矢印部を抑える機構を検討する。
イモねじ式でいくつかモデルを作ってみたが、イモネジをがダイレクトにホップに伝わり、
応答性は良い一方で設定はピーキー、六角レンチを回す角度を決めて調整するため、慣れが必要。

ドラム式ホップアップの設計
チャンバー上部に穴をあけるのが気になることや、調整をより細かくしたいため、ドラム式ロータリーダイヤルでの可変ホップアップを設計することにした。
で、できたのがこれ、狭い空間に無理やりホップアームを詰め込んでいる。
ホップパッキンからチャンバー上部まで5mmしかないので部品が小さい。

ホップのホルダー本体はこんな感じ設計
前方のダイヤルの溝がアームを上下させてホップを調整する。

ホップアームの軸固定は1.2mm径の割ピンを使用する。

出力
3Dプリンタでの出力はこんな感じ。使用したレジンはResioneのK+を使用。※2026年現在はTough74v2を使用

組み込むとこんな感じになった。

試しにホップアーム部に穴を設けて実際に動くか、断面で確認してみた。
アームは確認用でクッションゴム無しの直押し形状。
可動幅は0.2mm程度にできた。

組込後の調整方法
ホップの調整はチャンバー下部のダイヤルを回して行う。

当然ながら、スライドを外して行う必要があるため、分解が面倒くさい。
また、ダイヤルは奥まっているため、先の細い精密ドライバーなどで押すことになる。
スライドの分解は部品紛失や破損などのリスクがある。

イモネジ式のほうがこの点は有利だが、「スライドの分解は慣れればOK?」と上記のリスク無視しつつそのまま制作を続行。
Mk22mod0エアコキの実射
ホップのホルダーはマルイ同等の厚みや形状にし、ノズル位置を調整しながら初速は60m/s前後に収め、屋外のシューティングレンジで実射することにした。
目標のセッティングは↓の通り、ホップアームとダイヤルの幅を調整しながら数回実射を行った。

固定ホップで30cm程度の円盤を3~4発撃って着弾できるたので概ね40mは飛んでいる。
サバゲーで1~2発で当てるには20~30mが実用限界かな、、
自分が描くホップのイメージはこんな感じ。
ゼロインは直進して浮き上がる場所がだいたい20~30mだったので20mの的で行う。
このため、固定ホップ0.25gだと30~40mは下方を狙うほうが良く当たる。

クッションゴム
実際にダイヤルを回しながら検証したが、ホップが安定しない、アーム直押しだとダイヤルの調整がピーキー過ぎたかもしれないため、クッションゴムを入れることにした。
ホップのクッションシリコンチューブを切断して使用。使用したシリコンチューブ(Amazon)

ダイヤルの溝形状を修正を繰り返し、概ね目標値にいけたかな?となったが、夏と冬で安定しない。
季節によっては目標値に収まらない。その分ダイヤルで調整する。
シリコンゴムは柔いので天然ゴムやブチルゴムなども良いかもしれない。
漢バネにすれば初速は65m/sで射程もだいたい40m越え伸びるが、フレームへの負荷が大きい。
修正しながらなら40mといったところかと、、、。
感想
そもそも論として、ハンドガンに可変ホップが必要か?という気持ちが沸き起こることもあったが、
弾や季節によって対応可能なホップ調整ができるのは便利で、弾道を自分で調整できること自体が楽しいと思いました。
以上(2026年に記録)
