前回はメインフレームを仮組し、PEQ2ケースの内部に収まるとこまで調整しました。
今回は引き続き仮組を行いながら、PEQ2型ガンカメラの主目的であるレンズの回転機構の部品を設計し、調整しました。
回転機構のデザイン
今回、PEQ2を作っていく中で、大柄なケースだから、回転機構ぐらいつけれるだろう、、と思ってましたが、、、
PEQ2の内部の高さは19mmであり、
センサーホルダーのサイズは14mmnなので内部に置いたままでは回転できない。
そこで、前方に抜き出して回転させることにしました。
図のAまでは14mmですが、前方のBまで移動させれば回転させるスペースがあります。
そういうわけでスライド式にした次第です。
メインフレームにレールの枠を設けて、その中にスライダーが前後し、その先にセンサーがつくという構造
カバーをはめるとこんな感じ。
正面から見たらこんな感じです。左側にRuncam2の基板が入り、右側にセンサーとレンズが収まります。
PEQ2のケースにはめてみました。
中心軸が合ってませんね、、、※ここから何度もフレームを作り直し、中心に合わせられたのはこの記事の2か月後です。
メインフレームに基板を収めてみます。使用する基板は配線に失敗して破壊してしまったRuncam2の基板です(^_^;)
作製したセンサーホルダーにセンサーを装着します。
こんな感じで収まります。
配線部の仮組処理
使用するパーツを配置してガタや配置の調整を行いました。
電池受けに使用するのはスプリング付きのプレートのセットです。
センサーケーブルの処理
センサーケーブルは長いのでケーブルをまとめる場所が必要です。
各スイッチ類とは別に専用のスペースを設ける為、カバーを取付ます。
同時にこれが各スイッチも抑える仕組みです。
正面から内部を覗いて上下の高さやスペースを確認。
ケーブルを収めるには充分なスペースだと思います。
取付はネジ止めに改良し、センサーを配置してみます。
センサーケーブルは収まりそうです。
センサーホルダーは図のように90度の切り替えが可能です。
これはほぼ完成版ですが、本体との干渉する部分の設計が面倒くさかったです。
カバーの作成
レンズカバーを作成しました。
このレンズカバーは本体に差し込んだ後、回転させることで、内部のフレームに設けられた突起Aに引っかかるように作ってみました。
取付してみるとこんな感じになります。
ライトのダミーのフォーカスリングのローレット(ギザギザ)部や形状は実物写真を参考にしつつ、デフォルメして作成してます。
見た目に違和感がない程度で、、、(^_^;)
おまけ
今回 Runcam2を入れた場合、マイク端子が干渉することがわかり、微妙な位置だったので、基板側の処理で対応することにしました。
配線するのが面倒だったので、上に向けて避けています。音質は、、元々あんま良くないし。悪いまま気にしません。
ここで、セレクターの位置がずれているのに気づく。
赤線部は正しい位置です。このままだとロックプレートとの干渉に失敗します。
作り直しです。
全体のすり合わせをしつつ、何度も繰り返しました(´・ω・`)
まだ続く(˘ω˘)