T223のハンドガードを3Dプリンタで製作してみました。
今回は以前と違い、少し短いタイプです。
T223はHK33より少し短いらしく、いろんなタイプでテストされたんじゃなかろうか?というもの
ヨウスさんからも依頼を受け設計しつつ、地元の海豹さんがLCTのHk33を持っていたのでそれを借りてサイズを合わせながら製作しました。
出力したとSIRAYATECHのABSライクレジン50%フレキシブルレジン30%とナイロンライク20%を混ぜたもの
ナイロンライクを多めにするとマットな質感になりました。
とはいえ、サポート材を見て分かるように、やや透けてて黒ではないんですよね~(^_^;)
どのみち塗装するのであんまり関係ないけども
大きなものを出力する時は端部が歪み易い為、サポート左右にサポートをモデリングしています。
以前出力したHK33用のものと比較します。10mm?1/2インチ?短い感じです。
で、この短いバージョンはヨウスさんの所で加工したフレーム専用品となっております。
こんなことが出来るのも3Dプリンタの良いところ
先端のロック部はMP5初期型の形状にしました。
また、HKフックはなしの方向でしてます。 説明書にはないので^^)
1970年代後半からHK33はアメリカで市販されていたため、戦地でも途中からついていたのかもしれませんが、、、不明です。
今回、ヒートシールドをつけれるようにしました。アルミの板0.5mmで加工しやすいものです。
HK33用のハンドガードを参考に、位置を決めています。
アルミの板を曲げていきます。
曲げのベースに使っているのは野球用バットの握りて部分で、これにテープで巻きつけながら変形させていきました。
合わせてみるとまだまだ大きい。
ここからさらに細く仕上げます。
使っているのはフローリングワイパーの柄の部分 丸くて細ければなんでもよいです。
少し大きめに整形した後、後ろから滑り込ませるように入れます。
枠の中に納まればほぼ固定されるようにしています。が、後からカタカタと言わないようにリベット止めします。
こんな感じ。中のほうは仕上がりが悪いな~。
ともあれこれで完成かな?やっぱりチェッカリングは良いですね。古い銃らしさが倍増します^^)
後、内部の形状が割れやすかったのでラウンド形状にして改修しました。かなりの肉厚でも破断しやすい箇所があると割れます。
ここでLCTのHK33ことT223では後端部がガタつきやすいので、スペーサーを入れて固定する方式としました。
内部は段差が少ないけいじょうにしてるので強度は大丈夫そうです。
そんな感じで概ね完成です。
ご協力いただいた皆様ありがとうございます。
※2024年5月記録