以前、ピストンクラッシュしたM4がまたクラッシュしました。
今回の原因はなんだろう?前回はピストンとダミーボルトを連結するパーツが割れてからのクラッシュでした。
分解してみると、連結パーツは無傷でした。
ピストン側でクラッシュしてました。
メタルティースのに交換すればいいんだけど、マルイの純正ピストンの方が安いし、クラッシュしたときにはこれが壊れてくれるのが良い。
前回はセクターギヤをSHS製のものに交換したけど、素材が固く、傷ひとつついてない。
今更だけど純正のセクターギヤと比べてサイズを比較
SHS製が31.63mm
純正は31.91mm うーむ、誤差の範囲、、ちょっとだけ純正が大きい。
リコイルの錘も徐々に膨らんで動きが渋くなるとか、、、見た感じ問題ないレベル。
清掃して動きを確認したが、スムーズでした。
タペットプレートを確認。セクターギヤとの擦り傷がありました。
原因はおそらく、シム調整ミス(^_^;)
はっきりした原因はわからないけど、サイクルを上げるとクラッシュしやすいので、各部がスムーズに動くのを良く確認するしかないかも。
このM4は2015年に買ったやつで、バレルが373mmのフルシリンダー仕様なので、おそらくピストンスピードが足りないとかも関係してそう。
シリンダーの変更
ピスクラした癖に、性懲りもなくいろいろカスタムします。
フルシリンダーの仕様は外したくない、他に加速シリンダーのM4があるし、長いバレルでマークスマンライフル的に使うんで^^)
ピストンスピードをほんのちょっとでも高めたいのでAirsoft97のアクセレートシリンダーを使うことにしました。
ピストン後端にかけて若干のテーパーが掛かっており、ピストンスピードの向上と安定が期待される部品。
電子トリガーDTM-N購入
だいたい原因を特定したところで、今回はイナズマモーターの使用をやめて、またサマコバモーターでセッティングすることにしました。
分解ついでですが、電子トリガーいれてみます。BigOutのDTMです。
TITANより安いのと、設定がシンプルなので、電子トリガーに慣れていない自分にはちょうどいいかな?っと
説明書を見ると、バッテリーの抜き差しとトリガーの操作で各種設定ができるのでフィールドでの調整もいけるでしょう。慣れれば
基盤を見ると、小さなスイッチが多く、組み込み時に壊しそうで怖い。
元のスイッチと見比べ
ドロップインタイプは良いですね!FET作るのも楽しいけど大きさの制約がないのと、しっかりメカボに固定できるのが良い。
トリガーストローク調整用の板もついてるので非常に良心的
組込み
メカボを洗浄してから仮組してみます。
各部の位置とスイッチの役割を理解してから組まないと後で後悔しそうなので説明書を見ながら理解を深める。
小さなスイッチを組み込み時に傷めないように気を付ける。
ボディ側のスペーサーを2液性接着剤のメタルロックで貼り付け
トリガーにもスペーサーも貼り付け メタルロックは強度があってお勧めです。
説明書は後方配線でしたが、前方配線に置き換えて配線していきます。
よくあるFETではプラス側に信号線があるのですが、DTM-Nではマイナス側に信号線がありました。
下図は基板に予備ハンダをしたところ。
配線側にも予備ハンダしてハンダづけしてきます。
いつも通りジュンフロンの1.25sqを使用し、端部に熱収縮カバーで赤色を付けているほうをプラス極で管理
マイナス側は別途信号線を取り付けるのが面倒なので、図の矢印部の被覆を剥いて予備ハンダし、配線ルート上でハンダで接続させることにしました。
ハンダを多めにたらしてこんな感じ。隙間によっては電子部品の余った足とかで接続してもよかったかも。
こうしてみると配線は実にシンプルですっきりして良い感じです^^)
配線が収まったところ、遊びやガタつきを確認してネジ止め
スイッチ類を傷つけないように慎重に部品を組み込んでいきました。
横から衝撃を与えるとスイッチの先(プラ)がすぐに折れるそうです。ムムム!って感じ。
一通り組んでいきます。
タペット、ボルトストップスイッチも慎重において組み込んでいきました。
画像はありませんが、トリガー取付時が一番注意を要します。上から被せるのでスイッチが見づらく、誤ってトリガーの部品で上からスイッチを押し付けるとヤバイです。
グリップの加工
以前交換したタンカラーのグリップがベベルの軸に干渉しそうだったので、一部削りました。
こんな感じ
で、以前使っていた黒のグリップですが、下側のネジ山が死んでたのをヘリサートで復活できないかと思い、ヘリサートを挿入!
サイズはM3x3Dを使用しました。M3のネジでしっかり止めれるようになるので、ネジ山が死んだグリップの再利用に良い。
挿入前にメタルロックを一滴垂らしておくと安心です。
アッパーレシーバーのすり合わせ
組み上げてからダミーボルトの動きをチェック、やや動きが悪い。
以前、FSPタイプのハンドガードに交換したり、サバゲーで使い込んでるのでアッパーが変形しているのかもしれない。
ダミーボルトの当たる面をリューターとヤスリで少し削り、アルミ用コンパウンドで磨きました。
T氏にもらった業務用シリコングリスを摺動部の裏側に塗って動きはだいぶスムースに!
この辺も動きが渋いとクラッシュの原因になるからこれで安心
で、組み上げて試射します。
バネはスプリングガイド側に3Dプリンタで自作したスペーサーでを5mmほどかさ上げしてます。
モーター交換と試射
サマコバを準備。電子トリガーにするのでSBDを外しました。
サマコバモーターにET1 Lipo 7.4V 1400mah 30~40Cのバッテリーでサイクルはこんな感じ
セミの切れはこんなところ
切れが良いです^^)鬼畜レベルではなく、スっと動く感じ。
引き切りを意識せず、撃ってもセミロックしないのでセミ戦にはもってこいって感じです。
ホップちょいかけで初速は最大になりました。バレルが長めなのでこんなところ。
結構ぶれてますが、使い込んでピストンのあたりが出てくれば安定するかな?
前回は、、組み込み不良でしたが、今回のメンテもサバゲーで使いこんでみて成功かどうかわかると思います。
他DTM-Nの機能について
いろいろ説明書を見ながら設定しました。3点バーストが設定できるのでマークスマン向けかな?
カットオフは光学式ではなく、カットオフレバーを介した機械式なためか、キレ味のタイミング調整機能がついてます。
後、プリコックも設定できるのですが、よく考えると、プリコックにすると初弾が装填できない。
プリコックは初弾が装填される範囲で設定(結局1)しました。
このあたりは個人的な好みかな~。
実戦投入
この後、サバゲーで使ってきまいた。キレは、そこそこ良い(^_^;)
以上 2021年11月記録
接着剤とか