先日いろいろ追加改造したM14ですが、本体メカボのメンテも行いました。
モーターをイナズマに交換したのでギヤのあたりを改善しようというのと内部洗浄でもう少し軽快な動作にしたいな^^)っと
機関部レシーバとの分離
本体上部を下側にして、バラシて行きます。
右側のスライドカバーを外し、ボルトスプリングをガイドをずらして取り外し
ボルトキャッチのピンを抜く
中のネジを外す
ボルトキャッチは小さいバネが入っているので大事に扱う
マグウエル周辺のネジ3本を取り外し
スライド近くのネジも外し
メカボ固定のピンを抜く
メカボを取り外しました。
取り外しまで大変だけど、慣れれば難しくはないかな?
メカボの分解
メカボを分解していきます。
セレクターを取り外す
バネが出てきた。小さいバネが結構ある。周辺のセーフティスイッチ周辺のネジを外す。
続いて左側
分解前にバネ2か所を外します。
ネジ3か所を外せばトリガースイッチ類は分離できる。
ぼやけてるけどこんな感じでした。
左上のがカットオフレバーです。
トリガーを下側に抜き、モーターも後方にスイッチユニットと一緒に引き抜いて外しました。
セーフティレバーも外す。バネがあるので要注意
メカボックスはギヤとピストンとスプリングだけになりました。
ギヤの駆動系とスイッチ類を個別に分離できるので、組み上げはしやすい。
メカボックス分解の準備
分解前にピストンのスプリングを解放します。
以前タボールを分解した際、ラッチ解除でセクターの用のピンがタペットプレートの羽根を折ったので、逆転防止ラッチ解除でのピストンスプリングの解放はしないことにしました。
その代わりにノズルから細長いドライバなどを突っ込み、ピストンを再後端まで押し下げ、ベベルギヤを回してピストンを解放状態にします。
タペットプレートのスプリングはメカボ分解前に側面から取れるようになっています。
細いドライバーなどにはめ込みながら抜きます。
これで、メカボ内のバネはピストンスプリングと逆転防止ラッチのみになった!メンテナンスもよく考えられてるメカボだなぁ。
メカボを開ける
メカボ上部後方のカバーを抜きます。前端にマイナスドライバを当ててハンマーでコツコツと叩いて抜く。
メカボのネジは3か所だけになりました。
メカボを割ります。ドライバをバックから挿入し、ドライバを抑えつつ、シリンダーも抑えながらメカボを開けます。
しつこく書くとこんな感じで、右手のハラでシリンダ抑えて、親指と薬指でメカボをつかんで持ち上げることが多いです。
無事に開けることができました。
ギヤは思っていたよりは汚くない、ピストンヘッドに塵が多い、地面を這いずり回ってるからかな、、。
逆転防止ラッチとシム以外をタッパに入れて、洗面所にて食器用洗剤とハミガキ粉で洗浄します。
洗浄して乾燥しているところ
メカボ組み込み
標準の樹脂製軸受けはユルユルになっていたので廃棄し、メタル軸受けへ変更。
固定には2液混合の接着材を使用します。主材と硬化剤を適当に混合します。
細くしたプラスチックのへらを使って軸受けのくぼみへのせて、薄くならして使用。
はみ出たり、余分な接着材は綿棒で素早く取り除く。
5分で固定され、1時間で実用強度へ達するので、1時間の間は別の作業をしてます。
ピストンの気密を確認しているところ、特に問題なさそうでした。
今回EG1000より回転数が若干高めのイナズマモーターへ変更したのもあり、ラックの2番目を削りました。削り過ぎかな?
配置とAOEを確認。だいたいOK
シム調整をした後、組み込んでいきます。バネは標準のまま。グリスはギヤとピストンヘッドにGグリースを使用し、ピストンガイドとタペットガイドにセラグリスを使用
標準スプリング後端に2mmほどのスペーサーをかましてます。
Ver2,3に比べるとメカボックスを閉じるのが楽^^)
部品を戻していきます。
左側のカットオフレバーの配置はこんな感じ
カバーを着けてからバネを取付ます。
って、セレクターのアームを忘れていた、、、やり直し!
右側セレクター部も取付
バレルの内部を掃除してチャンバーパッキンも交換。標準だと長い。
元のを参考にハサミで切りました。
チャンバーを組み上げたところ 押しゴムは標準を使用し、ビニールテープを貼り付けで若干かさ上げして0.28g弾でもホップがかかるようにした。
組み込みと試射
アッパーレシーバへメカボを組み込んでいきます。
メカボ固定ピンを元と同じように打ちこむ。
マグウエル部とメカボを固定してからアッパーと結合していく。
本体側に小さいネジが多くて、ナメないように注意が必要。
エジェクションポート部のノズル部分のカバーをパチッと取付
初速はホップ全開放状態でこんな感じ
普通に組み込んだだけですが、M14は500mmのバレルで初速が高い。
以上 2020年6月1日記録