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G3A3のメカボのメンテとFET再取付

GW中はコロナのおかげでサバゲに行けず、外出する機会も少なく、エアガン弄ってました。

結構まえにハンドガードを変更したG3の中身をリファインしたくなったので、メカボのメンテを行う。

G3A3ハンドガードをRASへ交換

弾道がひどすぎたので実戦には使ってなかったけどいつか使いたい。

25年前のG3

購入したのが1995年頃。10年以上前に強化アウターバレルに変えたのですが、25年前の製品なんで、アウターバレルがキツキツでプラの劣化が始まっています。

特に首回りはポロっと乾いた粘土のようにもろいです。下の画像は割れ始めたフレームの補修状況

チャンバー確認

まず、命中精度の悪い原因はなにか?ということでチャンバー周りを確認したい。

分解してチャンバー周りをばらしてみたところ。インナーバレルの後端は古いチャンバーの油じみ?で茶色になってる。錆かな?

ノズルの押しゴムは完全に変形し、べつの物体に変質しています。

これらは食器用洗剤で洗浄後、パッキン交換と押しゴムをマルイ標準のものへ変更しました。

 

インナーバレル

インナーバレル長は約468mm

転がすと歪みはない。きっと品質は良いはず。再利用する。

インナーバレル前端をドリルで加工し、削りカスを吹き飛ばし、内部にシリコンオフを流して、拭き上げて、研磨材をつけたティッシュで磨き、内部を清掃しました。

 

早速ばらしていきます。FETを再作成したい。そこまで熱を持たないので、放熱板は要らないかな~。

メカボをばらしていきます。標準的なVer2なので分解の説明は省略

ノズル部分です。以前触ったときは気にもしなかったが、今から見ればノズルの先端が平たい、エアーの気密も悪そうなので、良い初速は出にくいだろう。

現行のG3SAS(ハイサイ)と比べるとノズル長もノズルの先端角も違う!

ばらしていくと、ベベルギアのラッチは2枚!今のスペアパーツは4枚。多分、もう売ってないw

モーターとのセッティング次第では戻りでノズル位置を安定させれる?のである意味貴重。まー、今時そんなことしないか。。。

シリンダーヘッド部はガタが出てました。サイドのゴムは超平たい。防水テープでカバーが必要。

ピストンは変色して違う物質のように思えます。

 

メカボギヤ周りの改修

各部品を洗浄して組み上げていきます。

ヘッドも歪んでそうだったので、現代のノーマルピストンヘッドを移植。

せっかくばらすので実験的にピストンヘッドを重くして、ロングバレルに向いたセッティングにしてみます。

下の画像はマルイ標準の重りです。

重りのポッチを削ります。

近郊のガンショップで買ったメタルスペーサーを仕込んで重量を増やします。

組み上げたところ、2番目のギヤラックを削りました。彫刻刀で削ると、固く、粘りはゼロでした。

ちなみに各ギヤに染みこんだ黒いグリス跡はいくら洗っても消えませんでした。

ピストンはGAWのフロスOリングに交換して気密はばっちり※ちょっと引っかかている

 

軸受けは20年くらい前?の緑色のテフロン軸受けになっていて、劣化してたのかスカスカだったので、メタル軸受けに変更

2液混合のメタルロックで接着固定します。

慣れてきて、いい感じに接着できるようになってきました。

ベベルはラッチを4枚のものへ変更し、モーター位置を調整。

シム調整をしていく中で、メカボの一部がセクターギヤに当たる箇所あり

 

ゴリゴリ削りました。下手だな、、。

ベベルのシム調整のため、いったん仮組してモーター適正位置でのピニオンのあたりを見ます。

シムはだいたい調整できました。いったんこの状態で確認しようと思いましたが、やっぱりベストを尽くしたほうが良いかな?と思い

チャンバーへのノズルのあたりを確認。気密はスカスカでした。

ノズルをでんでんむしへ変更

BB弾保持部を除いたノズルの長さは21.45mm

対して、元々ついてたのは21.32mm ほんのちょっとの変更ですね。これは使えそうです!

 

配線変更 FET再作成

再度組み替えるのにあたり、配線もジュンフロンの銀コードへ変更します。

スプリングはAirsot97のM95へ変更 強かったです、、、

組付けていったところ

FETを再作成します。何度も同じことしてます。安いしね。スイッチ以外に機能はないけど材料300円程度で出来る。

プラバンで足が折れないように補強しました。

モーターへの配線も加工したところ

ロアレシーバに組付けてからモーターへ配線します。

ストック内配線はこんな感じ

ストック内は広く、配線の取り回しは楽。XT30コネクタで本体と接続します。

取付て

抜け防止に絶縁テープを巻いておきました。分解メンテナンス時ははがします。

 

試射と再調整

なんちゃない性能ですが、これだけ初速が出てれば気密はほぼOKというところかな?

調子にのってセミ連打していると、、ピストンラックが飛びました。2番目を削ったので強度が落ちたのでしょう。

結局再度ノーマルピストンです。安いので

ヘッド内部にスペーサーをかましてAOE調整しました。内部はワッシャーガイド2枚いれて若干ピストン重量を上げています。

掛かりはだいたいOK

その後、シリンダーを研磨して、再度試射したところ、初速が少し上がりました。

M95のバネでは強く、初速が0.20g弾で98ほどになったので、Angsの0.9Jバネへ変更して下図のスペックに収まった^^;フウ

後日、ガレージで試射したところ、なかなか良好なグルーピングでした^^)ロングバレルは素直な弾道。

初速は0.2g弾で94~95m/sでした。

適正ホップにて0.28gBB弾では初速は75ぐらいでてました。

同じく0.2g弾で初速94m/s程度のM14ではピストン重量ノーマルのままで0.28gのホップ適正時は71m/sまで下がっているので、ピストン重量増では重量弾の初速アップに効果があるようです。

ロングバレルはゆっくり加速するので、ピストンスピードが若干遅めの重量ピストンのほうが、気密を保ちながら前進でき、

重量増のピストンで最後にしっかり押切ってバレル内加速中のBB弾に充分な圧縮空気を送り込むことができる!はず。

理屈はさておき、うまいことまとまったので、セミオートスナイパー(気分)でサバゲーしたいな~。

以上2020年5月31日記録

     

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