APS AUGステアーの内部メカボックスを分解清掃しました。
「ギャッ」というギヤ鳴りがするので内部確認を兼ねて清掃と部品交換を行います。
メカボをバラしたところ。けっこう良さげな部品が使われていました。ギヤは硬く、スプリングガイドはベアリングでかさ上げ(ロックして外れない)
ポムのピストンヘッド、フルメタルピースピストン、ベアリング軸受け、おそらく90のスプリングなどです。
シリンダーヘッドもテープで気密取りがされてましたし、しっかり組まれてた様子です。
スプリングガイドのベアリングはなぜか固着して回らないw。外れそうにもなく、かさ上げになっている状態。
軸受けを確認したら、スパーのベアリングにガタが出ていました。ギヤ鳴りはこのせいかな?
外してメタルの軸受けに交換します。
シリンダーはさびやスジ、汚れがありました。
各部品を洗浄乾燥後、シリンダーをピカールで磨き、軸受けをメタルに変えているところ。
使われていたシムは変形していたので交換します。
各ギアのシム調整をしました。スパーの軸が随分出ています。各ギヤの軸の高さがメカボに対してまばらで、でシム調整しづらい。
無負荷状態で上下のガタツキを0.1~0.2mmにしてます。
ピストンのゴムは再利用しました。勢いをつけて気密が取れる程度で緩めです。
ノズルがけっこう傷ついていたので交換します。大きさはちょっと、0.2mmぐらい?長い様子。
グリスを塗ります。今回、ギヤに万能グリースを使いました。硬くなく、柔くない真ん中の性能なのだけど、マルイの赤に比べて粘りが少ない。
スイッチを置いて
ここまで配置してからメカボを閉じます。バネを後から入れれるのは楽でよいです。
組みなおしたところ、シリンダーが綺麗になって気持ち良い。
元の姿に戻りました。
整備後の試射を行ったところ。整備前とほぼ同じ。問題なし。
清掃後はギヤ鳴りが減りました。ベアリングからメタルに変えたのでそれなりに効果があったようです。
若干モーターの音がキツイような気がしますが、とりあえずおk。
内部に意外と良い部品がついていたのに驚きました。中古品なので前のオーナーが組まれたのかもしれませんね。嬉しい誤算です。
その後、バレルをちょっとルーズバレル6.10mmへ変更しました。
以上