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AnyCubic Wash & Cure 2 硬化機の修理

光造形3Dプリンタ用の硬化機 Wash & Cure 2を使用していたが、硬化不良が多発

硬化中にたまに消えたりしていたが、ついに片方しかつかなくなってしまった、、、。

※本記事には広告が含まれます。

メーカーのサポートへ問い合わせし、部品を送ってもらい、交換することにしました。

分解

前面のパネルを外していきます。全体はアルミ製でしっかりしているが、ところどころライトカバーがくっついている、、、

ライトのカバーを見てみると汚れが付着している。洗浄中にレジンを含むアルコール洗浄液がついているのかもしれないが、、、メーカーに問い合わせると、しっかり乾燥させないと、硬化中にアルコールが蒸発して付着してしまうんだとか、、、。

乾燥不十分での硬化はレジンだけじゃなく、機械もダメにするのか~。

本体から基盤を取り外すために本体を分解。裏側のボルト類を外して下部カバーを取り外し

内部はいたってシンプルな作りで、基盤からコネクタを抜いていきます。

ボルトを外して紫外線照射ユニットを取り外し

柱を取り外して基盤を外していく。

照射ユニットのコネクタとボルトを外して分離

基盤を交換

連結金具を取り付けて正しく動くか確認

ライトのカバーを配置して

清掃したカバーを取り付け

照射ユニットを固定してコネクタを再取付

無事照射するようになりました。

修理後

修理したが、、、しばらく使っていると異常に熱をを持つようになった。

10分も動かしていると途中で止まってしまう。調べてみると、照射ユニットが60度超えで熱い、、、、うーむ。

ライトカバーは完全に白化しているし、出力品も全然硬化しなくなった、、、

LEDの基盤は熱を持ちやすいし、LED1つ1つにカバーをついてるので熱がこもりやすいのかもしれない。

カバーの自作

メーカーにカバーがないか聞いてみたら、もう在庫がないらしく、仕方なく自作することにした。

使用するのは交換用FEPフィルムについてくるポリカっぽいプラ板

これをカバーに取り付けする。

照射すると元のものより明るい!ライトのカバーを個別に一つずつつけるよりも最初からこれでよかったような、、、、

感想

この洗浄機一体型だが、基盤にアルコールが蒸発すると基盤を痛めてしまうようだ、、、

洗浄時にはビルドプレートを突っ込んで洗うため、蓋が締められず、洗浄中にアルコールが跳ねやすい。

上部には結構跳ねた痕があったのでそれも内部基盤にレジン洗浄液が入ると基盤を痛めやすい原因になると思う。

あと、洗浄ボックスの移動は面倒、8Lある洗浄ボックスを移動するのはけっこう力がいる。

手で持つところもないので両側からしっかり握ってこぼさないように注意が必要

出力するたびに心配するのもいやなので洗浄と硬化は別にしたほうがいいなぁ。

後日別体式を買いました。ELEGOO Mercury X Bundle 洗浄硬化機 というもの

https://amzn.to/3SIfHN8

以上  2025年6月記録

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