以前作成したMk3A2 グレネードの制作に再度挑戦 機能と表面を変更したメモ
以前制作した際は実ヒューズが入る程度までで、デカールが面倒でやってない。
今回、印字はヨウスニクスさんが行うことで制作を行うことにしました。
案として、BB弾が収納または物入にすることに。
以前はサンプロの発火型グレネードと実ヒューズの互換性のために変換アダプターを作ってみたけど、その後、発火型のヒューズはネジ径が小さい関係で折れてしまうことがあったので廃止。

BBローダー兼モノ入れ(ボツ)
最初に考えたのはこんなもので結構複雑です。レバー部分を実レバーを想定した設計で、ヒューズ本体も3Dプリンタで造形して内部にローダー用のパイプを挿入するタイプ。
子供のころの記憶なのであいまいだけど前世紀にこんな仕組みのBB弾ケースがあった気がする。

↑グレネードのレバーを外せば給弾できる仕組みにはなるのだけど、よく考えたらレバー外すの面倒。
ほか、こんな感じでタバコ入れにちょうどいいかな?と思ったけどレジンの臭いがタバコに移ってしまい、、、吸うとあきらかに具合が悪くなってしまった、、、、。タバコいれにプラスチック、特にレジンなどダメ。臭いが移りにくい鉄か皮とかが良いですね。

現時点(2026年)で忘れていたが、当時は組込説明用に動画も撮ってた。詳細は動画のとおり。これは実ヒューズとサンプロの発火版ヒューズと共用しようとしたのがきっかけだったけど部品多すぎで良くなかった。
一体での出力(ボツ)
逆に、見た目のみ維持してヒューズ取付基部のネジとBB弾を注ぐノズルまで一気に出力してみた。ヒューズはBBボトル用型グレネードのものを使用

パッと見は悪くないんだけど、、、上下のつなぎ目が不自然で、内部は未硬化レジンでベタベタに、10回くらい洗って2~3日乾かしてもベタつきは取れず、内部をアルコールと食器用洗剤で洗ってもきれいにならなかった。
そもそも中を掃除できない構造はよくない。いつか詰まるだろうということでボツ

上下分割BBローダー版
3案目でようやく目途がついたのがこれ、最初からこれでよかったような、、、
下側は上側いっぱいまでサイズを伸ばしてBB弾を収めやすいようにして、上側は内部を丸くしてBB弾が転がりやすいようにする。上型のネジ穴は実ヒューズが入るように緩いネジ山を維持する。
↓これから厚みを再度微調整している。


組み上げるとこんな感じ。市販品より一回り大きく、実物サイズに近づけている。これにヨウスさんにてスタンプして完成となる、、、。
表面処理のメモ
で、以前はこのMk3A2は表面がつるんとしたただの筒だったのですが、実物は繊維をFRPかなんかで固めており、表面は荒れているのだそうです。

繊維系の荒れたディティールは荒い鉄ヤスリなどでけずれば再現できるかな~と思ってたが、そこまでするのものなあ、と思った。3Dデザインでどうにかできないか、勉強も兼ねてやってみることにした。
使うソフトは「FUSION360」と「Blender」
選択したボディオブジェクトをOBJ形式で出力してブレンダーで表面処理する方法
① フォームのユーティリティから変換を開く

② Tスプラインを作成

③ OBJファイルをエクスポート
作成したスプラインのボディを選択して「コントロールフレームをOBJ形式で保存」

④Blenderを開く
最初は特に何もないけど中心を選ぶ

⑤OBJファイルを読み込む インポート


読み込んだらこんな感じで表示されます。12角形の円で表現されてます。

⑥モディファイアーを追加を実行 モデルの加工

レベルの設定 細かいほど詳細に表示されるが、処理はかなり重いので最低限のレベルで設定

⑦サブディビジョンサーフェスというを選択 表面処理の種類みたいなもの

⑧ディスプレイスを設定
どんな変形にするかを選択する。ここではディスプレイス

ディスプレイスでテクスチャを選び、方向性はノーマルで、強さは1中間は0.5でデコボコの強度にクセはつけない。

⑨テクスチャーのタイプを選択する。
何種類もあったけど割れてるようなイメージを選択した。

⑩反映とスムーズシェード
実行するとギザギザ模様が多数生成された。なんぞこれ、
このままだと破裂しそうな雰囲気。荒すぎるのでスムーズシェードで表面をなだらかに

再度、マスグレイブというパターンを選び、「ナブラ」の値を調整すると表面のデコボコ具合を調整できた。なんとか原型を保ってる感じ

⑪OBJデータでエクスポート
FUSION360で読み込むために、加工済みのデータをエクスポート

⑫メッシュの挿入
加工したデータをメッシュとして挿入し、表面処理を実際の3Dデータの形状へ置き換える作業

挿入すると細かい無数の面が形成されているのが分かります。※データが重いです。処理中にマウスを連打すると落ちる感じ

⑬Tスプラインへ返還する。

変換を実行すると処理に時間が掛かる。寝てまって朝できてるかもって感じでした。

再調整
とりあえず出力してみたらコレ、、、ここかたけずればよい感じなるかもしれないが、、、ちょっとやりすぎ感がある。出力してみないとわからないものでした。ここから再度↑の作業を繰り返しました。

調整を繰り返してできたのがコレ、パッと見表面のざらつきは見えないです。画像で見ると全然気づかないレベル、実物みてもそんな感じなので、見てみると表面ザラついているな~って感じに収めた。
完全ではないが雰囲気を持たせれたかと思う。

FUSIONに取り込むと何かと処理が重く、Blenderの設定の細かさやよく知らない用語に苦悶してました。
以上、光造形3DプリンタによるMk3A2のレプづくりでした。またいつかスタンプづくり出来たらよいなぁ
2026年4月記録
