プラ段照明の準備
ヤマさんの「屋根の垂木の間をカバーで埋めるような照明をつけたい。」というアイデアを元に、LEDバーライトを設置し、その照明カバーをプラダンで制作した。
今回使用するプラ段は引っ越しとかで使われている「養生用プラ段シート」を使用する。
通常のプラダンは厚みがあり、加工が難しそうなのでこちらを選んだ。
1820×910で198円!安い!プラダン工作は初めてなので、安いほうが安心。
触るとわかるがすぐへこむし、強度は期待できない。ただし、今回の照明は天井から吊るすため、問題にはならなかった。
垂木の間の照明のイメージ
垂木の間をカバーで埋めた照明のイメージをつかむためにプラ段を押し込んでみる。
これから照明器具の取付方法を検討する。1時間くらい考えた。
LEDバーライト
前後するが、使用するLEDはこれ、7W で 580lm あり、いかにもまぶしそう!
↓アルミの枠にテープLED基板が差し込んでるだけなんですが、シンプルで良い。
amazonで一本380円 送料が800円かかるため、まとめて8本購入した。先に書いたLED電球は1個3,780円と800円だったが、これに比べると値段が安すぎる、、、逆に不安だが、構造がシンプルだからだろう。
LEDバーライトのユニット
今回2本で作成します。 7W 580lm が2本のため、合計14w 1160lmとなり、期待できそう。
台座になる部分は厚み10mmの板を井の字に組む。
突き合わせ、現物合わせばっかやってるので、サイズと直角出すのに苦労した。
横方向の板は垂木の間の長さ以下に合わせ、縦方向は任意で作成(横560mm 縦700mm)
台座へのLEDバーライトの取付
LEDバーライトの取付は基板をずらして、アルミ枠に穴空けてネジ止め。
基板のずれ止めに配線止めを差し込んどいた。
プラダン照明カバーの作成
カバーの枠です。厚み10mm 幅25mmの木材を使用。
台座のサイズに合わせて作成(横560mm 縦700mm)
カバーの取付方法
台座はネジ止めするが、カバーはネジ止めしたくないため、どのように取り付けるか悩んだ。
当初は垂木間に溝を作り、プラダンを左右に押し付けるようにしようと考えたが、プラ段の強度がないことと、プラダンそのものの加工精度が必要なため、木の枠を作成し、台座の上下に枠を引っかけて固定することにした。
以下の図では赤黒の配線がついてるほうが垂木の上方向となり、テーブルが天井面側とする。
LEDライトバーがついた板の下側にカバーの枠をはめ、垂木上部へずらしてはめ込む。
このため、井の字の台座は上部はカバー枠の木の幅1本分(25mm)、下部は2本分(50mm)スペースを空けている。
LEDバーライトのユニットを天井へ取付
配線台を用意してなかったので、配線台は手作成。
バーライト2本の配線を+と-でそれぞれ輪っかの端子でまとめ、それを配線止め(絶縁用)と一緒にネジで木に挟みこみ、配電盤からの配線Y字端子を挟み込んで接続している。
垂木の両側にベースとなる板を取付てそれに井の字の横板を打ち付けて固定した。
照明カバーの仮作成
養生プラ段のカバーを作成するにあたり、断面イメージを掴むため、端材で仮作成。
プラ段の反発力で中央が緩やかに盛り上がるようになる。
これでサイズと高さの微調整を行った。
プラ段のサイズ:700×700mm 端部高さ50mm 端部取付しろ:20mm
プラ段を照明カバーの枠に取付
マジックで折り目線を書き、板をあてがって、マイナスドライバーでけがいて折り目を作った。
枠に合わせて、タッカーで止めていく。
が、なかなか手強い。テストで使用したプラダンはサイズが小さく、反発力を感じなかったが、サイズが大きくなると、折り曲げたプラ段がもとに戻ろうと抵抗してくる。以下の図のように押さえつけないと取付が困難。
でき上がったのがこれ↓ プラ段の折り目のクセを手で調整して、左右対称に修正した。
プラ段照明カバーの取付
井の字の台座の下側に引っかけて上に持ち上げて井の字上側に引っかける。
簡単に取り外せるのがカバーらしくて良い。
配線と点灯時の比較
配線を行い、カバーがない場合の照射状況とで比較した。
やはり、カバーがないと目が痛いのでつけて良かった。
明るさはこんな感じ 蛍光灯みたい。
天井からの照明としてはまずまずの明るさだ、これと同じものを屋根裏垂木の反対側にもつければ影も少なくなるだろう。
以上