自宅のNAS TS-431P2 が壊れたため、TS464を急遽購入しました。
3Dプリンタや電力爆食いのメインPCと同じ部屋だったのでおそらく電力不足じゃなかろうか、、、気づいたら止まってて、電源ボタンを押しても反応しない。アダプタを変えてもダメだったので、基盤のどっかがこわれれてしまったのだろう、、、電源基盤の部品を交換すればよいのだろうと思ったが、小さすぎて無理、、、。
思い返せば7年近く前に買ったものなので寿命でしょう。
モデルの選定
使っていたNASは特に不満点はなかったのでそれ以上のスペックで探した。
使っていたNAS TS-431P2のスペック
CPU 4コア 1.7GHz
メモリ8GB(2GBから8GBメモリに交換)
家庭向けNASには案外4コアだとメモリがが4GBだったり、同等スペックはなかなかない。
いろいろ物色しているうちにM.2が2本させる本モデルに落ち着いた。
購入したTS-464のスペック
CPU 4コア MAX2.9GHz
メモリ 8GB
CPUはintel N5105で期待大
メモリはWebサーバとしては4GBもあれば通常は十分だけどQFileで動画など再生するときは最初の読み込みがもっさりしていたので、8~16GBは欲しい。
最新のNASは割高でよくわからない部分もあり、メモリも固定だったりと制限が多いので情報が多かった本機を購入しました。TS-464にはHDMIがついているので、動画を直接再生できるらしい。
自分が撮った動画をTVでスムーズに見れたらいいな。
目的
本来の目的はWebサーバでホームページを稼働させること。
動画は今ではYouTubeに載せるのが主流で、YouTubeがダメになっても自分が死ぬまではWeb上の動画サービスは続いてるはずだし、今更自宅サーバで動画をアップして管理する必要性は皆無。とはいえアカウントが無効になったり動画サービスが移行した場合などに役立つはず。
セットアップ
本体は黒で表面がつるっとしているので、ほこりが付きやすい。
シボ加工のモデルのほうが良かったなと思うが今回は空気がきれい目のリビングに置くのでまあいいかな。
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HDDの1番に代替前のHDD1を突っ込んで起動
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PCからQfinderを使ってアクセスしてネットワーク設定やユーザーなどはあっさり移行完了し、これまで通りアクセスできるようになった。
Web越しにQfileも開けた。
データベースの有効化
肝心のHPのほうはDBが吹っ飛んでいたようなので、復活しないといけない。定期的にPCにバックアップを取っているのでそこからか、、、と思いきや結論から言えばデータは残っていてHDDさすだけで復元できた。
MariaDBを5.0と10、phpMyAdminをインストールして、セットアップ
ログインするにはWebフォルダのほうのテキストを設定してから行うようになっている。
が、そのフォルダはAdminが所有者で一般管理ユーザーには見れないようになっているのでAdminを復活してアクセスしようとするが、WebフォルダはAdminのアクセスを拒否しているので、共有フォルダーの権限をさらに変える必要がある。そしてよくよく見るとフォルダのサイズがゼロなので、どうもMariaDB10は有効になっていない。
試しにMariaDB5にアクセスするもアクセスできず。DBのポートが競合したみたいね。
いったんすべてアンインストールし、MariaDB5を再度インストールし、phpMyAdminで開いてみたら
普通にデータベースが残っていた、、、。NAS本体交換時にアプリがリセットされるようなイメージかもしれない。
良かった。
MariaDB10を使ってみるのはおいておいていったんMariaDB5で動作させて時間のある時にMariaDB10 に移行しよう。
myQNAPCloid Link
デバイスが変更されたので改めてデバイス変更を行う。
myQNAPCloudの設定を確認したらエラーが起きてWeb画面が落ちてしまった。
Qfinderからの見つからない、、、仕方なくNASの電源を長押ししてシャットダウンし、再度myQNAPCloud Linkを設定する。
DDNSは正常に起動し、SSLが切れていた。前のデバイスに設定したいたのでこれが被っていたのが原因かなぁ?
ともあれ、再度SSLを適用するためにQNAPidにログインして適用完了
その後、WebサーバのSSL接続を443に変更した。
ソケット変更したからサーバを再起動させる。
何回も再起動させるのは面倒くさいが、しょうがないかな?
Webサーバの稼働
ようやくSSL接続できるようになった、、、
デバイス変更するだけで手間でしょうがない。
将来的にはクラウドサーバでHPを運用するようになるのかな、、、
再起動して5分ほどしたらWebサイトにアクセスできるようになり、
さらにしばらくするとDBとWordPressもろもろのアプリが起動してようやく使えるようになった。
TS-464の感想
Web管理画面とにかく早く、非常にストレスがなくなった。
特にwordpressの動きが素晴らしい。ブロックエディタの反応がよく、さくさくと記事が書けるし、画像のドラッグアンドドロップからの解像度変換もスムーズなので以前のメディア追加より数倍早く記録することが可能となった。GTmetrixのスコアもAとなり素晴らしい!
ブログサービスやクラウドストレージでは画像ファイルを圧縮せずに保管するとあっという間に容量オーバーとなる。メディアを載せる際はいちいちファイルを圧縮していたが、Wordpress側の圧縮処理もスムーズになったので元画像の容量(だいたい4MB)のまま画像を放り込めることになった。
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これはCPUのクロック数が大きく貢献していると思う。
最近のNASはスマホやPCと同じスペックになっているので当然といえば当然なんだけど、快適すぎる。
もっと早く買えばよかったと思う。
そして要らなくなった前のNASは粗大ごみ行きとなりました。
7年稼働させたのですが、壊れる前に売るなりすればもっと有効活用できたのでは?と思います。
やっぱり電化製品は5~6年持てばよいほうだから逆算すると5年毎に代替するのが妥当なのかなぁ~。
ほか、今回の記事で初めてブロックエディタを使うことにしましたが、慣れると非常に使いやすい!画面のスクロールも程よく、記事を書くのに集中できる(^○^)
ちょいちょい乱文でもあげていきたい。
ファイアーウオールの設定
ファイアーウオールの設定をミスしたのでメモする。
Web越しにQNAPおよびホームページにアクセスできていたので、ファイアウオールを設定するとできなくなった。これはQNAP側のデフォルトのアクセス設定がリージョン内にとどまる設定となっているため。
外国のリージョンが拒否されていると、DDNSサーバのある国が外国である場合にDDNSのアクセスができなくなり、DDNSの接続が切れていた模様
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ルーター側の設定
無線ルータも買い替えたので、追加の設定メモ
- インターネット設定 ←回線のIDとPASS入れて接続
- 古いルーターはAPモードとしてスイッチングハブとする。
- QNAPへ固有IPの設定をする。※固定DHCP設定
- ポートフォワーディングを設定する。
- ルーター側のUPnPをONにするとHPへのアクセスでDDNSが途切れたりした。OFFにすると安定した。IPv6は一応OFF※QNAP側もOFF
設定は古典的なところで落ち着いたが、IPv6への対応はまだこれからかな、、、いつかしないといけないんだけどどうしたものか。
次買い換える時はヤバいのかも。^_^